第9回:志高湖宴会&由布岳お鉢 |
場所 | 由布岳(大分県) | 山行日 | 2000.7.23(日)晴れ |
参加者 | 前泊(志高湖大宴会)のみ:ヒデ、Taka 登山:なかむとし、シュート、シュート女、YUTAchan、楓子、後藤、コジロウ、亜紀 |
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幹事 | なかむとし | ||
コース | 東登山口→日向峠→東峰・西峰分岐→お鉢鞍部→西峰→またえ→東峰→合野越→西登山道分岐→飯盛城→正面登山口 |
前泊宴会編(志高湖キャンプ場) | |
志高湖キャンプ場にぞくぞくと集結 目印はYUTAちゃん御用達の ブルーの登り |
<詳細紀行文>by なかむとし 今回は、30日開催予定の尾鈴山山行に備えて、体力に自信のないなかむとしが、メンバーに呼びかけて実現した臨時山行であった。先ず近くのYUTAchanに打診し賛同を得られたので、YUtTAchanに例の14日の飲み会においてTakaさんやシュートさんへの根回しを依頼したあと、15日の掲示板上に計画を披露した。
山の計画も仕事と同様で、事前の根回しや段取りが必要だ。 他のメンバーの参加を促す対策として、志高湖キャンプでバーベキューという企画をセットにた。 その結果、今回は山には登れないTakaさんやヒデさんが案の定参加することになった。まずまず成功である。以外であるが、Takaさんヒデさんは今回初顔合わせだ。 キャンプ場に一番最初に到着していたのは、やはり地の利に勝る大分の後藤さんであった。次いでTakaさんが麦わら帽子スタイルで我々を迎えてくれた。日常の生活スタイルそのままの格好だった。とても大手企業のエンジニアには見えない。 福岡組のなかむとし、YUTAchanの二人は、基山PAで楓子さんをひらい大分自動車道を湯布院へ向かった。午後4時過ぎには湯布院市街に到着。コンビニを探して食料等を調達し、5時過ぎに志高湖に到着した。 我々の到着とほぼ同時にヒデさん到着、その後コジロウさん、亜紀さんらが次々に到着した。まだ食事には早いので、とりあえずテントの準備を行い、酒宴の後に備えることにした。 7時近くになると、お腹も減ってきたことやあたりが薄暗くなってき たこともあり、ボツボツと食事の準備を始めた。乾杯も済み話が弾んできたころ、ようやくシュート&シュート女さん達が到着した。 今回も、道具やネタはYUTAchantが用意してくれた。奥さんに感謝です。m(_ _)m YUTAchanはやまびこ会の宴会部長だけあって手際がよく、我々はただ見ているだけだった。 しかし後藤さんも負けてはいなかった。みんなが酒や焼き肉に舌鼓を打いる中、一人でシコシコソーメンを作っており、しっかりみんなの受けをねらっていた。 今回は、コジロウさんと亜紀さんが初参加だった。二人ともやまびこ会のメンバーの実態を知ることになり、少々驚いているようだった。 なんとなく、みんなの会話の中に入り込めていなかったような気がしたのは私だけだろうか・・・ 酒盛りの途中、犬ガ岳へ移動中のWAKABAさんへ電話を入れる。すると、Jimnyさんこと山本さんが電話口に出て挨拶をされた。掲示板のイメージと違い紳士的な話ぶりなので恐縮してしまった。あとで、Takaさんと代わるが、本人は覚えていないらしい。 亜紀さんは、Takaさんと水辺に行き二人で結構長い時間、山への想いを熱っぽく語りあったり、早起きして山から登る朝日を見たいなどと云ったり、まるで夢見る乙女のような女性だ。しかも、本当に夜半に一人でおきて見に行ったようだ。その実行力には脱帽。 コジロウさんは、結局早々とテントの中へ。山への心構えが我々とは違うようだ。 一方、Takaさんは午前零時を過ぎ、みんなが寝る準備を始めたころ一人ハイテンションになり、皆を座らせて再び酒を飲み始めた。1時間ほどで、さすがに翌日登頂組はテントに戻り眠る体勢にはいるが、Takaさんに誘われてなかなか眠ることができなかった模様。結局Takaさんは一人、闇の中をさまよっていたそうな。その後の行動を誰も目撃した者はいない。 そして、夜があけた。 蒸し暑さと、セミの鳴き声でほとんど寝れず。 少しでも、睡眠不足状態を解消すべく眼をつぶっていると亜紀さんらしい車の音が、どうやら戻ってきたらしい。しかし大したものだ。ほとんど寝てないのでは、と思いながら寝床を後にする。 朝食は、雑炊だ。ここもYUTAchanの手際の良い調理で感謝。こらは食べるだけだ。烏帽子岳の時のように今度もなかなか格別の味だ。何回もお代わりをする。 |
いよいよ宴会開始! 皆さん、ちょっとよそよそしい? |
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宴会部長のYUTAちゃん、 準備に接待に大忙し! |
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自然の中でのビールと肉は 最高だあ! YUTAchan(左)、ヒデ(右) |
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漸く、全員揃い、盛り上がる。 |
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宴会は深夜まで突入! |
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夜中にひたすらソーメンを 作る後藤さん |
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絶妙のソーメンに皆さん大満足! |
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翌朝の朝食 雑炊で活力を得る |
全員での集合写真 上段左より、Taka、ヒデ、コジロウ、楓子 下段左より、なかむとし、後藤、亜紀、 シュート女、シュート 最下段、YUTAchan |
由布岳登山編 | |
東登山口を出発! |
<詳細紀行文>by なかむとし 朝食を済ませ、撤収にかかる。途中、Takaさんのみケイビングのため先に帰る。
Takaさんの出発を見送ったあと、正面登山口に全員移動する。ヒデさんを見送ったあと、シュートさん、後藤さんの車を置、YUTAchan、コジロウさん、亜紀さんの車で東登山口に移動する。 午前7時50分、登山口をスタートする。しばらくは樹林の中だ。他の登山者もいない。 8時20分に日向峠分岐に到着。最初の休憩をとる。休憩中、山頂から早々と下山して来た人に会う。山頂の様子を聞くと風が強く、しかも曇っていたので途中で引き返して来たとのこと。少々心配だ。しかし、ここで引き返す分けにも行かず、10分後登頂開始する。 右に斜上して樹林帯の中のジグザグ道を更に高度を上げる。50分ほど登ると樹林帯を抜け灌木帯となり、溶岩壁の間の岩登りとなる。チョックストンの岩場もあり、市房山を彷彿させるようだった。茅とミヤマキリシマの混じった岩稜を鎖やロープ使いながら登ると、背後には昨日泊まった志高湖や高崎山、鶴見岳や別府湾などが見えた。 東峰の稜線に10時到着。風が強いが雲はなく、青空が見える。西峰への降り口の岩峰で一息ついていると、不覚にも帽子を飛ばされる。近くをさがしたが見あたらないため断念する。愛着のある帽子なのに・・・ 10分後、西峰に向かって岩峰を下る。お鉢巡りの開始だ。コジロウさんがトップきって先導する。なかなか手慣れているようで、我々がぐずぐずしている間に鞍部を半分以上歩いている。途中トラバース気味の岩場で、楓子さんが立ち止まっているが見えた。大小の岩場を乗り越えて進むと30分で鞍部を通過してしまった。思ったほどでもない。コジロウさんの姿は見えない。すでに西峰に着いているころだ。 鞍部から西峰の取り付けを10分で登り稜線へ。10分ほど大崩方面を眺める。 コジロウさんが山頂で待っているのに気がつき、あわてて山頂へ急ぐ。8分で山頂に到着。11時8分だった。すでにコジロウさんが大儀そうに待っていた。 早速、写真撮影をした後、昼食場所を確保する。東峰を間近にできるフラットな場所を見つけ、昼食をとろうとした時、突然シュートさんがキジウチしたいと言い出す。どこか良い場所はというが、情報通の後藤さんも西峰山頂での場所は心当たりがない。しかたがないので、元来た道を戻り灌木の中で行うようアドバイスをする。念のため、シュート女さんに見張り番をさせる。しばらくして晴れやかな顔をして戻る。全く、人騒がな人だ。でも、ヨカッタ、ヨカッタ明日は我が身である。実は、私も家を離れると途端に便通が悪くなる方なのだ。 0時に西峰を出発。またえに14分で着く。ここで東峰に登るかどうか議論になるが、YUTAchan、後藤さんは早々とリタイア宣言。結局、登ったことのないシュート&シュート女、楓子、亜紀さんの4人が代表して登ることになった。残った人間はしばし昼寝と決め込む。往復30分ほどで戻ってくる。 全員揃って、0時50分にまたえを出発する。合野越に1時30分に到着。15分の休憩後飯盛城へ。草原の山を10分で登る。山頂に1時55分到着。由布岳の双耳峰が聳えて見える。南面にはさぎり台や倉木山が一望される。 15分後の2時10分山頂を出発、一気に斜面を正面登山口に下り20分で登山口に到着する。ここで、後藤さん、コジロウさんと分かれ、なかむとし、シュート&シュート女、YUTAchan、亜紀さんの5名は湯布院ハイツの温泉に入り、それぞれ帰路に就く。 皆さん、お疲れさまでした。 |
日向峠の木陰で一休み |
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急勾配を登っていく |
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お鉢を東峰へ向かう |
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お鉢の岩場を慎重に行く |
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西峰に到着!集合写真 上段左から、後藤、楓子、コジロウ、 シュート;下段左から、亜紀、シュート女 、YUTAchan、なかむとし |
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西峰にて昼食 |
東峰にて 上左より、楓子、シュート 下左より、シュート女、亜紀 |
合野越しを下る |
飯盛ガ城を登る |
飯盛ガ城にて由布岳を背に 左より、YUTAchan、なかむとし、亜紀、シュート、シュート女、 楓子、後藤、コジロウ |
ちくり話(エピソード)・・・・・・・・By シュート |
由布岳の「マタエ」で、
「(東峰に)登ったことのない人はゼッタイ登らんといかん」 「登らんと許さんもんね」と申し付け、東峰に女性3人(亜紀さん、楓子さん、シュート女)と私を派遣して、自らは昼寝(惰眠)を楽しむ後藤さんの姿です。 私たちが息を切らせながら東峰から下りてきたときも、高いびきで眠っていました。なにとぞ、アップしてやってください。 |