季節の花を愛でる山行−夏の終わりの大人の遠足− |
開催日 | 2001年9月9日(日) |
場所 | 万年山(はねやま)1140m |
参加者 (31名) |
なかむとし、亜紀、RAN(+まりんちゃん)、ぴろりん、レイ、ミカ、百名山、山好き夫 婦、コジロウ、きょん、うさぎ、しげ(+だいちゃん) 、カズ、甘木のあいちゃん(+ よっちゃん、ゆりちゃん)、ミラ、tetu-1、さとちち、さとまま(+子供2)、POPOPO(+ 子供1)、YUTA一家4名 |
コース |
山田SA−玖珠IC−某スーパー駐車場−万年山登山口−万年山−万年山登山口−某スーパー駐車場 |
まえがき
この記録は3名で記述しています。参加者が多かったため、3つのパーティに分け、それぞれ時間差で登頂して、山頂で合流するという形を取ったためです。それぞれの記録者が何を見聞きし、何を感じたか、そしてこの山行の全貌は、すべてのレポートを読むことによって、つぶさにわかっていただけるでしょう。では、お楽しみください。(掲載はレポート到着順です)
<HP編集担当:ぴろりん>
<写真提供> ミラ ぴろりん
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万年山ハイキング日記♪・・・・・・・・・・・・・・・レポート:RAN娘と待ちに待った日曜日! 福岡県を中心にあちこちで吊るされたテルテル坊主のご利益でしょうか、晴天の朝を迎えました。ルンルン気分でお弁当作りに精をだす私の元へ半泣きの娘登場。 「お母さん、ジーパンがはいらないよぉ・・」 「え!?」 夏休の間に驚異的な成長を遂げた娘は、お腹のジッパーが締まらないジーパンを半分はいたまま、途方にくれています。前日、あれこれ山の楽しみを話しながら準備をしている間、スニーカーがきつくなっていることに気付き、急遽近くのダイエーに走ったにも拘わらず、ジーパンをあなどっていたことを反省しますが、後の祭り。。。 その後、早朝からご迷惑をおかけしたご近所の方達のご好意の結果、何とか出発したものの、地理にうとい私のミスで、当初、山田市を目指して車を走らせていたことも手伝って、待ち合わせ時間に10分も遅刻してしまいました。。。 前回の砥石山では、集合時間の1時間前には到着し、なかむとしさんから、「感心ですねぇ・・」とお言葉をいただいていたのに・・・アッという間に撤回です。お待たせしてしまった皆さま、ごめんなさい。 山田サービスエリアを出発した一行は、一路玖珠インターへ。 コジロウさんも合流したのち、「牛のモニュメント?」のあるスーパーマーケットの駐車場に車を止め、6台の車に改めて分乗し、万年山登山口に向かいました。 登山口ではYUTAさんファミリーが合流。 この日、ほとんど初対面だったYUTAさんから、開口一番、 「わ!娘さんですか?美人ですねぇ。お母さんに似んで、本当に良かったね!」 という、訴訟もののご挨拶をいただいた後、なかむとしさんから 「今回の紀行文はRANさん!昇格試験ですからね。」 という、トドメの一撃をいただいて、重くなった足どりのまま出発しました。 しげさん、あいちゃん、さとちちさん、popopoさん、YUTAさん達のファミリーと一緒にの〜んびり歩こう!と思っていた当初の思惑は大いにはずれ、しげさんからお借りしたメモとペンを片手に、紀行文のネタ探しの始まりです。登山口の案内に、万年山は耶馬日田英彦山国定公園内にあり1.9kmの道程ですぅ。と表記してあることを、まずメモ。それから、高度は1140mで、二重メーサと呼ばれる溶岩台地であること。5月下旬〜6月初旬にはミヤマキリシマの宝庫となることをメモ。 ススキに挟まれた山道は、時折吹き抜ける風が心地よく、娘と手を繋いで、呼吸を合わせて歩いていると、とても幸せな気持ちになります。目の前では、しげさんちの大ちゃんが、ススキの穂で山道を掃きながら登って行きます。YUTAさんに 「あれ?レレレのおじさんですかぁ?」 と声をかけられても、動じる風も無く、しっかりお掃除登山は続きます。 YUTAさんちの、お父さんに似ないで本当に良かった天使のようなひかりちゃんとみのりちゃんも、これまた、ご主人に似ないで本当に良かった愛らしい奥様と一緒に、トコトコ楽しそうに歩いています。 なだらかな山道の中腹には水のみ場があり、娘は生まれて初めて山水を口にしました。 「冷た〜い!美味し〜い!」 と、喜ぶ顔を見ていると、連れてきて良かった!と思いました。 間もなく山頂に到着! 真っ先にマツムシソウを観察。夢中で撮影している亜紀さんに便乗して、アドバイスを受けながら何とかカメラに収めます。一本だけ残っていたサイヨウシャジンも、ぴろりんさんに教えていただいて撮影。 一方、半時間も早く山頂に到着していた大人組は、とうに宴会のセッティングを終えて、くつろいでいます。中央のシートの上には、誕生ケーキ、おはぎ、果物、シャンパン、日本酒、ビール、おつまみ等など、ちょっとした居酒屋が開店できそうなほどご馳走がならべられ、その横では、女王様指導のもとキムチ鍋が湯気をあげています。(ちなみに、ディテイルを少し報告いたしますと、シャンパン:百名山さん提供。 焼酎野いちごの恋:キョンさん提供。 日本酒撥ね木搾り:ミラさん提供。 ケーキ&奈良漬:カズさん提供。 おはぎ:popopoさん提供。 でした。) シャンペンで盛大に乾杯をしたのち、無礼講の宴会が始まりました。ぴろりん村長から、 「RANさんには歌ってもらわないといかんから、エサあげて!」 と、これまた訴訟ものの一言をいただいて、アカペラで歌うことを覚悟、景気付けにシャンパンを飲み干した私はクソ度胸が据わり、山頂でアカペラでハッピーバースデイを歌う!という、とても珍しい経験をさせていただきました。ウォーミングアップなしのお粗末な歌にも拘わらず、たくさんの拍手をいただいて、とても嬉しかったです。どんな状況でも、楽しく歌えることが一番!と実感しました。 お腹が一杯になると子供達は虫を追っかけて活発に遊び始めました。虫が恐くて苦手だった娘も、大きなカマキリをつかまえた大ちゃんや飛び回るバッタを名人芸で捕獲するユリちゃんに刺激されて、 「虫が可愛く思えてきた。」 と、草の間を探し始めました。自然との接触を楽しんでくれている様子にホッとしました。 その後、大いに食べて飲んだ大人たちは、食後の散歩に出発します。遊んでいた子供達も一緒に、大人数の散歩班は、ニギヤカに宴会場を後にしました。 留守番組の私と娘は、顔にタオルを乗っけて、昼寝をすることにしました。二人でならんで、虫の声を聴きながら横になりました。晴れた空があって、草花や木があって、土があって、娘がいて・・・ 「なんて幸せなんだろう!」 と、つくづく思いました。 ウトウトしていると、ガヤガヤ散歩班が戻って来て、ぴろりんさんの発案で、うさぎさんとぴろりんさんの「お見合い写真」の撮影が始まりました。(その様子を、お二人に幸多かれ、と祈りながら見守っていたのは私だけではないはず。。。) その後、集合写真を撮ることになるのですが、このドサクサに紛れYUTAさんが娘に抱きつく!という暴挙に及び、YUTAさんの奥さまが心底心を痛めた様子で、「申し訳ありませ〜ん。。。」とフォローされました。奥様の愛らしさに免じて不問にした私です。 宴会後の撤収作業の後、いざ下山です。 帰り道は、森林インストラクター見習:ぴろりんさんや、ミラさんに教えていただいて、ゲンノショウコ、金ミズヒキ、月見草を発見、撮影することができました。また、登りでは見えなかった、九重の硫黄山、三俣山も、荘厳な姿を見せてくれました。 次回は娘とユニークな形の切り株山にも登ってみたいと思います。 ご一緒させていただいた皆様、本当に楽しい一日をありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
夏の終わりの大人の遠足・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・レポート:百名山☆前兆
楽しかった「やまびこ会」・・・・・・・・・・・・・・・・・レポート:POPOPO偶然見つけた「やまびこ会」 なりやら楽しそうな掲示板でのやりとり、今まで一人で山歩きをしているおじさんにとっては参加してみる価値ありと、末娘と参加表明の9月8日です。 前日まで台風接近に伴う雨模様の気配の中でしたが、当日はやっぱり小生の行いの良さが、良い天気にしてくれたようです。集合場所の山田SAには、もうすでに、なかむとしさん他ほとんどの方が、集まっておられました。9:00過ぎても、出発しないので「あの〜どなたかいらしてないのですか?」とお伺いしたら、RANさんと云う方がまだ・・・・いらっしゃいましたのこと。いざ出発です。 万年山は、いくつか登山口がある山ですが、本日の登山口は、8合目近くまで車で登れる妙見堂牧場の駐車場です。車を降りてすぐ感じましたが、風が違います。秋です。それに加え、ススキの穂が風になびきながら、私達を出迎えてくれました。総勢、31人大所帯、子供が9人。三班に分かれて出発することになりました。先頭は、ぴろりん班、続いてなかむとし班、最後に子供達の、ファミリー班の順番です。 万年山は、広い台地が2段重ねになっている感じの、山です。なだらかな台地を、ゆっくりと歩いていくと、秋風には、Tシャツ一枚の小生には少々心もとない気がする感じです。ススキ他、萩の花、コオニユリ等の花々が迎えてくれました。40分位い歩いたでしょうか、休憩地の避難小屋に到着です。ここは、水場、トイレ、かまど、キャンプできますよ。水、おいしかったです。ここから、10分歩いたのち、もう一段上の台地に登っていきます。 ここからも、舗装された階段をひたすら登ります。30分位でしょうか、突然視界が開けて、広〜い広場の頂上です。そこにはマツムシソウの群落のおで迎えです。南方面、遠方に、どかーと安定した(なぜか安産型のおしりを想像するのは、小生だけでしょうか)わいた山が遠くにみえます。 早速、シートを真中に敷いて・・・・・出てくる出てくる、ドラエモンかい。各々のリュックから、ケーキ、日本酒、シャンパン、いちごのゼリー、いちごのリキュール、奈良漬、おはぎ、冷凍みかん、果物の盛り合わせ、キムチ鍋その他…忘れものがあったら、ごめんなさい。 そこに、家族連れの到着です。始まり。始まり。コジロウさんの誕生日を祝って、シャンパンが抜かれます。RANさんのアカペラでの熱唱です。 ♪ happy birthday to you.....♪ コジローさん。♪ ♪ happy birthday to you.....♪ ぴろりんさん。♪ さとちちさん♪ カンパーイ!飲めや 歌えの(歌っとらん)おおさわぎ?腹ごなしに、元ロボット雨量計があった場所に向かって, 歩るこー♪ 歩 る こー♪ 私はー♪ 元気!♪ 熊笹が、大人の胸くらいまでの尾根道を歩きましたが、子供にとっては、かなり厳しい道です。途中見晴らしの良い岩場があったので、そこで一休み、一休み。引き返しました。 帰路は、往路を引き返します。さっきまで見えなかった、久住の山々も見え始め。私達を、見送ってくれてるみたいです。来る途中、気づかなかったけど、ミヤマキリシマの群落が小さいけどありました。 本文に名前が殆ど出てこなかったことを、おゆるしください。名前と顔が今ひとつ一致しないのです。帰りの会で、なかむとし会長に 突然、「紀行文よろしく」と笑顔で云われました。心の準備がなされていなかったのです。ごめんなさい。 いまだに、娘の顔が日焼けで赤いですが、本当に良い天気に恵まれた楽しい、秋日和の一日を企画していただいた「なかむとし氏」に感謝です。今後ともよろしくお願い致します。 |