貫山の秋を満喫−福岡地区・北九州地区合同オフ登山− |
開催日 | 2001年9月22日(土) | |
場所 | 貫山(712m) | |
参加者 (19名) |
なかむとし、Taka、かおる、ぴろりん、ゆう、きょん、楓子、ホワイトマン、ペコ、あかげら、カズ、筑紫野★、みゅう★、リエ★、山王★、YUTA一家4名 (★は今回新入会員) |
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コース |
上貫バス停・・・上貫登山口〜貫山権現〜貫山頂往復 |
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<紀行文作成> ペコ <写真提供> ペコ、ぴろりん <HP編集作業> ぴろりん |
朝6時、ヒンヤリと朝のさわやかな風が吹き、今日のステキな1日を約束してくれるかのようでした。大雪山や富士山に観測史上初の早さで、今日初冠雪のたより。 リエさんを乗せて、初めて会う山王さんを向かえに長丘のユニクロへ。山王さん中国の方でした。携帯でお話した際、日本語お上手だったので会ってびっくりしました。行きの車の中では、質問攻め… 「中国のどのあたりですか?」 「日本に来てどのくらいですか?」 「なんのお仕事で、来られているのですか?」 …きっと初めてあう日本人から、同じ質問を何回もされた事でしょう。でも、やさしい笑顔でいろんな質問に答えてくださいました。道も、北九州に行った事がない私より、良くご存知のようでした。 8時30分に長丘を出て、10時過ぎには上貫バス停へ到着しました。すでに,なかむとしさん始め、きょんさんやあかげらさん、ゆうさんの顔も見えます。 女王様と王様(山王さん)がおそろいなのに、しもべ1号2号がいません、皆が心配している所へ、腕の傷もしっかり治って元気になった、しもべ2号が到着です。 「近い人ほどのんびりくるのよね」 と皆のつぶやきが聞こえたのか、YUTAファミリーとTAKAさんがやって来ました。 今日は、新しい山王さん、みゅうさん、筑紫野さん、リエさん、おなじみのかおるさん、ゆうさん、あかげらさん、きょんさん、カズさん、ホワイトマンさん、TAKAさん、YUTAさんファミリー、なかむとしさん、ぴろりんさん、おひさしぶりの楓子さん、ペコのメンバーです。 鳥居で車を降り、登山口へ集合しYUTAさんから貫山のコースについて説明を受け、登山口にくるまえに見えた流麗にそびえる貫山の姿にみんな胸が高鳴ります。 登った経験のあるかおるさんが先導し、Mちゃんを担いだYUTAさんがしんがりをつとめます。 林の中を、おしゃべりしながら進んでいた皆も、急勾配の石段が続くうち黙々となりました。石段を登りきった所に貫山権現(荒津神社)がありました。 みのりちゃんをトレーニングのつもりと背負って、Hくんをはげまし力を合わせて登るYUTAファミリー、汗の光るYUTAさん頼もしいお父さんぶりですね。 頂上手前の急勾配を過ぎ、ささやぶとすすきと潅木のやぶこぎをぬけると青空が広がります。あちこちでうわー!!っと感嘆の声が上がります。 左眼下に小倉の街並が、苅田の町が、右手にはてっぺんが剥げた福智山が。目の前には平尾台がなだらかな稜腺を緑に輝かせ、目を上げると、先日登った馬見山、古処山、そのむこうに久住、由布岳、はるか国東半島をたどれば姫島が、そのむこうにかすむ四国の島影が、青く光る響灘が、どこどこまでも見渡せる素晴らしいながめです。 貫山をホームグランドにしているYUTAさんでさえ、こんなに遠くまで晴れ渡ったのははじめてと、うれしそうでした。 それに今日は,白川のTAKAさんと言う強い味方もあり、平尾台の話や福岡で唯一の湿原や洞窟、山城の事や、子供の頃雨上がりに登って水晶を拾った話、いろんな興味深い話を聞くことが出来ました。今や新聞にひっぱりだこのようです。 やがて大宴会が始まりました。 女王さまのシャンペン、楓子さんのカッツの白ワイン、ビールに、ぴろりんさん手づくりの肉じゃが、YUーさんのまるいコロッケ、メロンにパイナップル、なしりんごみかん、れもんの蜂蜜かけ、カズさんの奈良漬け、フランスパンのレーズンバター詰め、etc,etc しかしなかむとしさんが,寂しそうにぽつり… 「今日は、おはぎがない…」 やまびこ会の皆様、今後なかむとしさんが参加なさるときは、かならず「おはぎ」お持ちください、よろしく。 研究熱心なカズさん、かおるさんへすかさずバナナを渡して、「鼻をつまんでばななを食べると甘くない」の実験を挑んでいました。バナナは茶色の斑点が少なくかおるさんは不満のようでしたが、2人ではなをつまんで食べると「甘いじゃん」と満足そうでした。 そんなかおるさんは、全ての基準を食べられるか、食べられないかに置いているそうで読む本も、「山菜」です。 あかげらさんは森林インストラクター見習いのしもべとなり、付箋まで付いた辞書を片手にあちらの花、こちらの葉っぱ、と興味は尽きないようです。 そのうち、YUーさんとあかげらさんとかおるさん、3人で調べていた木の実をかおるさんがパクっと食べたので大変、苦痛にゆがむ顔でどこかに走って行って戻していました。相当、にがかったようで苦笑していました。やたら口に入れてはいけませんよ。 いつものぴろりん村パワー全開の様子を、ホワイトマンさんや、みゅうさん、リエさん、筑紫野さん、は心地よい秋の日差しを浴びてのんびりと眺めておられました。昼の白い上弦の月が、やさしく中空にかかっていました。 帰りは貫山山頂の標の所で,集合写真を取りました。YUTAファミリーは来年のお正月用家族写真を何とかとろうとひかりくんやみのりちゃんを囲んで、カメラに収まっていました。 3時を過ぎると、林のなかにも夕日がななめに差し込んできます。秋は日が落ちるのがどんどん早くなりますね。急勾配の石段もなんとか抜け林道まで降りてきてほっとしていると、ぴろりんさんが「いぬびわ」を見つけました。良く見るとあっここにも…。かおるさんが舞い上がったのも無理はありません。なにしろまともに食べられると判っていて、馬見山で味も経験済みだからです。 しかし、そこに落とし穴が、「いぬびわ」を取って戻ろうとしたかおるさんの足がすべってしまい、したたかにあの事故で縫った方の腕を打ってしまったのです。しばらくは声も出ないので相当いたかったでしょう。幸いぴろりんさんのすばやい応急処置で元気を取り戻したかおるさんでした。 貫山にはかわいい花もたくさんありました。ツリフネソウ、ヤマジノホトトギス、オミナエシ、オトコエシ、ゲンノショウコ、ハギ、それから棚田のあぜに満開だった、彼岸花。 お天気にも恵まれ、楽しく幸せな1日でした。
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