竜王山は寒かった。しかし、オデンは美味かった。

北九州・下関地区の忘年オフ山行だぞ〜!

登った山 竜王山(山口県下関市)
コース 吉見登山口〜中宮〜上宮鳥居〜竜王山山頂の往復→吉見温泉
山行日と天気 2001年12月22日:雨、雪、曇りのち晴れ(全部じゃ〜)
参加した人 YUTA、YAPPY、Sam、Taka、ほたる、かつら、momo


登山口にて
登る前に、恒例の自己紹介じゃ〜

YUTA登山途中
俺がYUTAだ! 元気にワーイ!

山頂にて1
竜王山頂にて。寒いよ〜!

山頂にて2
山頂でI田さんとバッタリ遭遇

オデンほくほく
YUTAちゃん特製オデン登場!
YUTA&Samかつら&ほたる
YAPPYSam
オデンが美味い!暖まるぅ〜!

ごみ拾い
軽快なフットワークのかつらさん

吉見温泉にて
momoさんも揃って、全員集合!

お別れ
皆さん、また会おうね〜
福岡地区に押されがちのやまびこ会北九州地区も、北九州・下関の方から数人入会希望の 書き込みやメールをいただいた。
やまびこ会は「一度オフ会に参加した方」が入会の条件 なので、2001年も押しつまった12月23日、急きょ忘年オフ会を開催することに なった。Takaさんに協力を仰ぎ、場所は近場ながら私もTakaさんもなぜか登った ことの無い、下関の竜王山にした。地元下関の、SAMさんにも協力いただくことになっ た。

やまびこ会HPの掲示板に案内を出すと、律義な皆さまが揃って参加できませんカキコを 書いてくれた。歩荷で英彦山に行く予定の山旅人さんにオデンで釣って、竜王山二往復を 提案した。山旅人さんはその気だったが、ヤマメ11さんが正月の傾〜祖母大縦走に備え、 今回はマジメに修行したいとのこと。なんとも寂しいので、事前にメールで参加を確認し ていた皆さんに、景気付けのカキコをお願いした。やっと参加表明が揃い、なんとか形に なった。

今回は人数も7人と少なく、山頂でオデンをすることにした。前日、SAMさんがわざわ ざ待ち合わせのJR吉見駅付近を下見に行ってくれた。一番に参加表明をしてくれていた 八太郎さんが、残念ながら風邪の回復が遅れ欠席となった。

当日は肌寒い小雨模様。10:00に吉見駅に集合。SAMさんはやまびこ会のステッ カーを拡大して車に貼って待っていてくれた。まったくの初参加のほたるさんも無事車で 到着。最後にかつらさんがJRで到着して登山口へ移動した。ヤッピーさんは、美祢サー キットに早朝行ってそれから駆けつけてくれることに。反対側の赤田代口から登って、山 頂で会うことになった。山頂でオデンの予定だったが、天候も悪いので山頂往復後、どこ かで食べようということになった。

雨具を付け、しばらく急登を歩くと突然アラレが降りだした。ガスがかかり、展望もない。 反対から登っているヤッピーさんに電話すると、そちらでは降ってないそうだ。ヤッピー さんは登山口まで奥さまに送ってもらい、帰りは私が自宅まで送ることになっている。何 がなんでも山を越えてくるしかない。多分、ザラ峠を越える戦国武将の佐々成政の心境 だったことだろう。どうしようか迷ったが、アラレも収まりもうしばらく登ることに。 40分ほどで上宮に到着。SAMさんから、本殿に入るには靴を脱がなければいけないと 教えてもらった。階段脇には本当に注意書きの立て札があった。そこからは、緩やかな アップダウンの尾根道となり12:00に山頂に到着した。山頂直下まで、早々と山頂に 着いたヤッピーさんが、迎えに下ってきてくれた。

天気さえ良ければ360度の展望の草地の山頂だが、何も見えない。周囲はうっすらと雪 化粧で、雪がしんしんと降り積んでいる。西の方の視界が僅かに開け、海岸線が見えた。 その時、深坂池方面の縦走路から丁度女性二人連れが到着した。どんなベッピンさんか な〜と目を凝らすと、なんと小倉のI田さんだった。「I田さんッ!」と呼びかけても気 付かない。同行の方が「誰かが呼んでるよ。」と伝えてくれてやっと気付いてくれた。 I田さんは山ひとすじさんが連絡係で、ネットをやられていないので今回の私たちの山行 もご存知無かったそうだ。全くの偶然だった。 皆で写真を撮り、寒い山頂も早々に後にすることになった。感心にも二組の登山者がその 寒風吹きすさぶ山頂で、食事をしていた。 下りは一気に登山口まで下った。かつらさんの重心の低い、安定した歩き方には感心した。 滑りやすい道も一度も滑ることがなかった。

どこでオデンをしようかということになった。ヤッピーさんが吉見温泉でやろうと言い出 し、ダメモトでSAMさんの案内のもと、行ってみることに。温泉の駐車場近くに適当な 空き地があり、受付で後で温泉に入るから使わせてくれないかと頼んだが、温泉の土地で はないとのこと。休憩室は、コンロを使えないのでダメ。そうこうしていると小さな公園 を発見した。小さな壊れた建物もある。ここでしようと、車から荷物を降ろしていると温 泉の人がやってきて、火は火事の恐れがあるからダメとのこと。温泉内の食堂のテラス だっらたどうぞと言ってくれた。さっそく移動して、オデン大会が始まった。

天気もこの頃には回復して響灘に「天使の梯子」が現れ、幻想的だった。白くなった皿倉山や福智山 まで望める。その時一陣の風が吹き、コンビニの袋が空に・・・。急坂を下って追うかつ らさんとほたるさん。ここでもかつらさんのフットワークは素晴らしかった。上から見て てほれぼれするような軽快な身のこなしだった。まるで高崎山の・・・?寒いのでガソリ ンコンロでも煮立つまで時間がかかったが、オデンは昨日1日煮込んでいたのですぐにで きた。
と、そこに苅田町のmomoさんと可愛い息子さんが到着。午前中子供さんの行事 で山には来れなかったので、温泉だけでもとわざわざ来てくれた。山頂で食べるはずだっ たオデンも運良く食べていただいた。momoさんは、12月のひらびこ隊の九重・黒岩 山が初参加だった。このメンバーとは全員と初対面だ。竜王山頂で九重で一緒だったI田 さんと会ったことを話すとビックリしていた。寒さのせいか、オデンと酒で暖まってもす ぐに醒めてくようだった。momoさんに食べてもらってもオデンはとても無くならず、 場所を提供してくれた食堂のおばちゃん達に差し上げた。あしたのお昼御飯にするそうだ。

ほどよく時間も過ぎ、待望の温泉に入ることになった。廊下を歩いていると、またまたお 風呂から上がったばかりのI田さんとバッタリ。すれ違ったはずのmomoさんを慌てて 探しに行って、黒岩山以来の感動?の再会となった。 吉見温泉は満員で、湯温もちょうど良く冷え切った身体に浸みた。湯船はほぼ満員で、日 曜日とはいえ人気があるようだ。万年山の美人湯のようにちょっとヌルッとしており、肌 がつるつるになった。何といっても湯治場風の建物はひなびた味があり、こんな近くにこ んな良いところがあるとは思ってもみなかった。ヤッピーさんもHPに「灯台下暗しだっ た」と書いていた。お風呂から上がり定番のビール、ではなく牛乳を飲んで、楽しい一日 も解散となった。お天気には恵まれなかったが、冬らしい山とやまびこ会の原点の鍋を味 わえた。いつも北九州市内から眺めて立派な山だと思っていた竜王山に、やっと登ること が出来た。端からみてても微笑ましい出会いもあった。SAMさん、急な話にも関わらず ご協力いただき、ありがとうございました。
結局下ってから鍋をしたので、山旅人さんと、ヤマメ11さんもこっちに来れば良かった ですね。当日お二人は記録的な積雪の英彦山を、彷徨していたそうだ。 次回は天気の良い日に深坂池から登ってみたいと思う。

紀行文:YUTA(1月記)、HP作成:Taka


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