祖母山ボランティア登山


開催日 2001.5.26(土)曇り   27(日)曇り後晴れ
場 所 祖母山(大分県)
参加者

10名
福岡支部【なかむとし、きょん】
久留米支部【楓子、山小夜】
宮崎支部【遊也】
熊本支部【キーボウ】
北九州支部【やまめ11、YUTA、山ふたすじ、山ひとすじ】
コース 26日 北谷登山口→千間平→御茶屋場→国観峠→祖母山九合目小屋
27日 祖母山九合目小屋→祖母山→国観峠→御茶屋場→千間平→北谷登山口
遊也さんは、北谷登山口から、黒岳・親父山・障子岳ルートと別行動で現地で合流。
キーボウさんも現地で合流。

<詳細紀行文>山小夜     <写真提供>なかむとし、山ひとすじ    <HP編集担当>山ひとすじ
5月26日(土曜日)曇り
一部 「空跳ぶじゅうたん祖母山頂へ!?」

   私(山小夜)は、去年の夏思いつきのように九重で一ヶ月半近くを過ごした。
仕事の合間に毎日のように長者原から山を眺めては、登ってみたいという願望にかられていた。そして九重を発つ最終日に夢が叶った。
  それから山に惹かれやまびこ会に参加し、4回目の登山がこの祖母山ボランティア登山である。
  メンバ−は、基山SAで北九州組と福岡組で合流し私は、宮の陣のバス停でひらって頂く。
2台で連なって走っていたはずが前方のYUTAちゃんの車は、暴走し消えてしまう。
忘れ物に気付き肉の購入
自宅の冷蔵庫に肉を忘れて途中で調達に
北谷登山口で
登山口に到着、さあ!出発だ!
  福岡組み4名は、車の中で音楽?を聞きながら話が盛りあがる。
なかむとしさんは私達に古い唄を聞かせ年齢チェック!
 話しの途中きょんさんが「あぁ〜〜!」と悲鳴をあげる。「冷蔵庫の中に肉を忘れてきた〜」と叫び、ショックを隠しきれず今にも泣きそうな顔に・・・
  食料は、きょんさんに全部お任せだった私達は、慰める言葉もなく(^^;結局インタ−をおりて途中のスーパーで肉と足りない食料を調達し北谷登山口へと一路目指した。
  どうにか登山口に到着。寄贈の絨毯が途中まで運搬してあるということで、下山する方々に、やまひとすじさん「絨毯ありませんでしたか?」の連発。
国観峠に到着
国観峠まではなんなく到着した
 「7合目においてあった」という事を確認し記念撮影を終え勇躍登山を開始する。
  途中、ギンランの花を見つけておおはしゃぎの山ふたすじさん、前しか見えない山小夜、疲れ気味の楓子さん、疲れた表情も全くみせないきょんさん、絨毯で頭がいっぱいの男性軍・・・
だんだん疲れが見え始めみんな無口になってくる。そこでさすが年の功の山ふたすじさん「チョット休憩しましょう!」なんてやさしいお言葉。
  しかし男性軍の頭の中は絨毯の事でいっぱ〜いの模様?
  7合目に到着しドキドキしながらまわりを見渡すが絨毯の影も形もなく「あれ〜」
きっと「やまびこ会は、あてにならないから誰かが運んでくれたのであろう」めんぼくない・・・と言いながらも男性軍には、笑みが浮かぶ。
カーペット運搬。最初は笑顔だったが・・・
最初は笑顔が出ていたが・・・
  国観峠で休憩をとり小屋までもうひとふんばりと頑張り出したが、しばらく歩くと山ひとすじさんの「あった〜」と叫び声が・・・
もう運ばないでいいと思いこんでいた筈の絨毯が8合目にあるではないか(^^;
みんな顔から汗が流れ落ちる。女性軍は、まるで人事のよう・・・
絨毯を3人(山ひとすじさん、YUTAちゃん、やまめ11さん)で運びはじめたが、なかなか思うように行かず、ついに山ひとすじさんが一人で運び出す。途中YUTAちゃんが「代わりましょうか?」という声にも耳を貸さずヒタスラ前進する。
小屋近くで先に小屋に着いたいた遊也さんと福岡のたかさんに手伝って貰い無事に絨毯様は、山小屋に到着することができメデタシ、メデタシ!
ここで空飛ぶ絨毯の物語は、おしまい。 
2部   「女王様の正体をあばけ」

  小屋に着くと山ネットのメンバー他の皆さん方は先に到着されていた。
私達やまびこ会のメンバーは、小屋の中に荷物をおろし「ふぅ〜」
  みんな気を取り直し宴会の準備開始。きょんさんに鍋の材料を全部そろえて頂き感謝。
女王鍋(キムチ、モツ鍋)を囲んでもくもくと食べ始める。個人的に私は、初めてだったキムチ鍋の豚肉と白菜が美味しかったな〜
  みんな酒は、「飲む飲む」やまびこの女王様も大盛りあがり!
やまめ11さんのリュックの中からは、ドラえもんのポッケのようにいろんなものが出てくる出てくる。
女王鍋を囲んでもくもくと
女王鍋を囲んでもくもくと
やまめ11、山小夜、きょんさん
左からやまめ11、山小夜、きょんさん
ナカムトシ会長と宮崎の遊也さん
なかむとし会長と遊也さん
キーボウさんとQヤマネットの皆さん
 キーボウさんとQ山ネットの皆さん  
 宴たけなわになり、だんだん皆な出来上がって行く姿が・・・
私は、ウ−ロン茶を飲みながらメンバ−を観察。
ふと前を見ると悩ましげに座っているキ−ボウさんが手招きをしながら女王様を誘っていた。その後は、ご想像にお任せします。

睡眠中は、省略。
しかし女王様の「酒買って来い!」という寝ごとが(気のせいかも・・・)
清掃作業について山小屋管理人から説明
山小屋管理人の加藤さんから作業の説明
5月26日(土曜日)曇り後晴れ
  朝食を済ませ鐘の音の合図で山小屋前の広場に集合。
ちょっとシャイな山小屋管理人の加藤さんの説明を受け、ブロッケン岩のハシゴ取り付け班、縦走路の整備班、小屋周辺清掃班、小屋内清掃班にわかれて清掃開始。清掃中ブヨがいっぱいでかゆくてたまらなかったが小屋周辺は、しゃくなげの花が満開で綺麗でした。
  9時半頃清掃が終わり、やまびこ会は、山頂を目指した。
山頂を目指す前にYUTAちゃんは若い女性をからかっていた。(笑)
女性群は山小屋のお掃除
女性軍は山小屋のお掃除
見事なシャクナゲが待っていた
見事なシャクナゲが1本だけ一行を待っていた
  山頂は、霧が少しずつ晴れて行きその間から天狗岩が顔を出す姿は、とても幽玄的。アケボノつつじはもう終わりかけ、ミヤマキリシマは、つぼみを膨らませはじめていた。
山頂で記念撮影の前に女王様に、しもべが手の甲に熱いくちずけ・・・
このしもべとは誰でしょう?
  早めの昼食を小屋で済ませ下山開始、登山口に14:00頃着き解散、その後各自帰途についた。
  今回祖母山ボランティア登山に参加された方々お疲れ様でした。絨毯も無事に小屋に運ぶ事ができ絨毯様も喜んでいる事でしょう。
  まだまだエピソ−ドは、たくさんあったのですが多少省略させていただきました。
未熟者の私がこのような紀行文を書かせて頂き恐縮しております。
山行を重ねる毎に、そびえたつ山の素晴らしさに惹かれ、もっといろんな山に行きたいと好奇心に胸を膨らませている今日この頃です。

  みなさん四季折々色々な表情をもった恋人のような素敵な山にドキドキしながら、もっと会いに行きましょう。
祖母山頂で記念撮影
祖母山山頂での記念撮影
ボランティア登山に参加した皆さん
今回のボランティアに参加の皆さん
 

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