世話人 山旅人 ふるさとの山を歩いて言うことなし 福岡県
感想文各自提出
紀行文 : YUTA

HP編集 : しげ
2002年11月10日 足立山・戸ノ上山
写真提供 : 山旅人、YAPPY



登山口で全員集合

YUTA的足立山・戸ノ上山紀行
 9月のとある日、いつものように山旅人さんに誘われYAPPYさんと、門司港の場末のスナックで飲んでいた。

 山旅人  「11月に足立山オフ会をしようと思うんやけど、いいかね〜?レイさんと約束しとったんよ〜。」
 YUTA  「はぁ〜、まぁ〜。」

 翌日、オフ会掲示板をのぞくと早速、幹事・山旅人、補佐YAPPY、YUTAと名前が連なっていた。よく考えたら11月10日は子どもの七五三を予定していた。中学三年の時、貫山しか知らなかった私が、初めて山として計画して歩いた山が、妙見神社〜足立山〜戸ノ上山のコースだった。高校入学後入った登山部では、平日の夕方から自転車で登山口まで行き、駆け登っていた。何度も歩いた身近な山だが、掲示板に載った以上仕方が無い。今回は山旅人さんのために一肌脱ごうと思った。募集が始まると、次から次に参加希望者の書き込みの嵐だった。女性陣は一様に「憧れの、山旅人さんと、ご一緒できて・・・」と書いていた。杉良太郎、いやちょっと古かった、キムタクばりの人気には恐れ入った。皆さん何を勘違いしてるやら・・・?

 11月10日(日)陽は暖かく快晴
 参加者(敬称略)
   A班  YAPPY・山ひとすじ・かつら・ほたる・KGH・NRB・楓子・百名山
       I田・Sam

   B班 山旅人・YUTA・レイ・ミカ・はな・ein・毘沙門・せうじ・ぴーこ・くりまん

   C班 RAN・てつ-2・ギタリスト

 7:40、集合場所の小文字登山口着。すでに半数位の人が集まり、銘々出発の準備をしていた。集合5分前には全員が揃い、山旅人さんの挨拶のあと班分けが行なわれた。8:05に山ひとすじさん、YAPPYさんがリーダーのA班が出発。10分後に山旅人さんがリーダーで私が補佐役のB班が出発することになった。A班が出発後の待ち時間中、話題は一週間前にYAPPYさんや山ひとすじさんらが行かれた、屋久島の話しになった。雪まで降る悪天の中、当初の予定通りを遂行されたのはさすがだが、そちらには行かなかった山旅人さんは本日の好天と対比して、熱弁をふるわれていた。「ま〜彼らの日頃の行いからすると・・・(以下略)」と。まるで日本中の今日の好天は、自分のおかげだと言っているようだった。einさんの提案で、「山旅人ファンクラブ」を作ろうということになった。即座に私も「事務局!」と手を挙げたが、同時に「山旅人さんをせがう会」(※せがう=北部九州の方言でからかう意)を作ろうと提案した。こちらの入会者は、YAPPYさんしかいないだろうけど。それはさておき、冗談かと思っていた「山旅人ファンクラブ」は山旅人さんのHP、「自然派マガジン山旅人の雑記帳」の掲示板で本当に進行中で、これには山から帰って正直驚いた。山旅人さんは、くりまんさんを、くまりんさんと思い込んでいたそうだ。以前もあかげらさんのことを、メーリングリストでからあげさん、からあげさんとしきりに書いているので爆笑したが。

 そんな馬鹿なことをやっているうちに10分は過ぎ、B班も出発となった。このルートは最初の小文字山の登り30分だけが急登で、あとは多少のアップダウンを繰り返しながら戸ノ上山に至るルートだ。響灘・関門海峡の日本海側と周防灘を分ける分水嶺を忠実に歩く縦走路で、途中の展望はイマイチだが、時折船の汽笛が聞こえる自然に恵まれたコースだ。政令指定都市北九州市の中心、小倉駅からわずか15分で登山口。縦走の終点の門司区寺内まで一切の車道・林道も横切らず、歩くこともない。全山が自然林に被われ、小鳥のさえずりも始終聞こえる。山麓は広大な「森林公園」としてキャンプ場や少年の家、散策路が無数に整備され、登山者だけでなく市民からも毎日親しまれている。100万都市のど真ん中にこの環境。良く考えると奇跡に近いことではなかろうか。新版・九州百名山の著者、らっきょさんこと五十嵐 賢氏も取材で今年訪れ、都市の近くの豊かな自然に感心されていた。北九州市と言えば工業都市であり、無味乾燥したイメージがあるが、ここ足立山も、平尾台・貫山も、福智山も北九州市内である。イメージでかなり損をしている感じのある我が街北九州市だが、そんなバラエティーに富む、何でもありの都市のデパート北九州市を私は誇りに思っている。

 歩き出しなので山旅人さんのペースものんびりで、小文字山8:50。文字通りお盆の13日に山頂に迎え火として、巨大な小倉の「小」の文字が燃やされる。京の送り火の大文字焼に対して小の字を引っかけたようだ。誰かが京都でこの話しをしたら、ちょっと笑われたと話していた。京都から見たら、他の地域でやってることは真似事になるのだろう。事実そうだが、小倉に住んでる人にはこれが全てで、京都のことなんか知らない人も沢山いるのも事実だ。小文字山頂でA班、B班の間を歩いていた、RANさん、てつ-2さん、ギタリストさんのC班と合流した。てつ-2さんとはお酒は何度かご一緒したが、山では初めてだ。根子岳ハロウィン登山に参加されたギタリストさんとは初対面。てつ-2さんといい、いかにもミュージシャンという雰囲気と風貌のお方で、山とは普通結びつかないはずなのに、両極端にあるような仕事・趣味を持つとは、うらやましい限りだ。山頂からはこれから行く足立山〜縦走路〜大台ケ原〜戸ノ上山がよく望めた。レイさんが、あんな所まで行けるかしら、とつぶやいていた。ここから小さなピークを一つ越え、妙見山の登りまでが、尾根が防火帯のため草原状になっており、左右の展望が開けている。妙見山で小休止して、10:00足立山(霧ケ岳598m・一等三角点)に到着。A班は既に出発していた。山頂からの展望は南は英彦山・犬ケ岳までで、この天気ならと期待した由布岳までは見えなかった。RANさん達C班は、夕方、防府市でライブがあるため一旦福岡市へ帰るのでここでお別れ。てっきりどこかで汗を流して、防府へ直接行くものだと思っていた。てつ-2さん曰く、「オレたちは良くても女性は化けないと・・・(以下これまた略)」わざわざ北九州まで来て下さったバイタリティーに驚いた。帰りは妙見神社に下るそうだ。

 先が長いので10分程の休憩で出発。山頂から縦走路を下っていると、最後尾の私の後ろに一人の男性が追いついてきた。道を譲ろうと、「どうぞお先に。」と声を掛けると、「山頂で話しを聞いていると、やまびこ会の一行だと知った。いつもHPを見ているので、話しを聞いていたい。」とのこと。思わぬファン?の出現だ。途中小休止した展望所では、山旅人さんにも紹介した。足立山南麓の沼のお方で、Sさんといい、自宅から早朝にいつも歩いているそうだ。お生まれが大分県の久住町だそうで、九重のこと、インターネットのことなど毘沙門さんと後ろ組三人で話しながら歩いた。

 大台ケ原の手前の樹林帯で、10年以上使っているウエストポーチから携帯電話が半分ほど飛び出していることに気がついた。よく見ると、アンテナが刺さって穴が空いていた。慌てて中のものを他のポケットに移した。しばらく歩いて、「あっ!」と思った。カギ、カギがキーホルダーごとない。ズボンのポケットだと落としそうなので、いつもウエストポーチに入れていた。幸い財布はお尻のポケットで、その中に車のスペアキーは入れているのでとりあえず帰るには困らないが、キーホルダーには自宅や会社のロッカーなど五つのカギを付けていた。合鍵はすぐできるが、車のキーはワイヤレスなので高いだろうなーと思った。後ろを歩いているSさんに話すと、「自分は戸ノ上山まで行って来た道を戻るので、注意して歩きましょう。」と言ってくれた。でも、枯れ葉の下に潜ってしまえばそれまでで、諦めながら一応携帯電話の番号を渡した。大台ケ原12:20着。A班は20分前に着いたそうで、SAMさんなど昼食を終え暇そうにしていた。風の通り道で、渡り鳥の通り道とも言われる大台ケ原は、昔、山火事が起こって現在のような草原になったと聞いた。高校時代と6年ほど前ここにテント泊したことがある。6年前は家内と二人海を眺めていたら、いきなりJR九州野球部の選手が下から駆け上がってきてびっくりした。正面に関門海峡、彦島、巌流島を望み、遠く馬島、白島も見える。海がとても青く見えるのが印象的だ。

 私は芋焼酎「ほたる」のお湯割をゆっくり味わっていた。ペットボトルに移して持参していたが、ほたるとマジックで書いていた。毘沙門さんにもお裾分けした。毘沙門さんはほたるさんが持ってきたのだと思い込んでいて、帰宅後ほたるさんには「ごちそうさま」のメールが届いたそうだ。毘沙門さ〜ん、お礼とお返しはこっちですよ〜。Sさんはノンストップで戸ノ上山頂を往復して戻ってきた。ご自宅が近いA班のKGHさんを紹介した。食事もとらずに帰って行かれた。

 ここで自己紹介の予定だったが、あまりにも風が強いので、樹林のある戸ノ上山頂で行なうことにした。記念撮影のあと、毎度のように最後まで酒をくらい、出発も最後となって慌てて追い着こうとザックを肩に担いだら、近くで休憩していた女性が「お願いがあるんですが・・・」と近づいてきた。「いえ、あの、私には女房も子どもも・・・」と言おうとしたら、「障害のある子供たちをここまで連れてきた。山頂まであとわずかなのに、ぐずって行きたくないと言い出した。途中適当な所から、ヤッホーと呼びかけてくれませんか。」とのことだった。そんなことならと了解(がっかり)して、坂道を駆け上がり前を登る人達をゴボウ抜きして山旅人さんに事情を話しに行った。山旅人さんも快諾してくれ、そのまた前のA班の先頭を行くYAPPYさんを大声で呼び止めてくれた。その辺りから全員で、はるか下に見える集団に向かい大声で呼びかけた。気がついて、皆な手を振ってくれた。しばらく歩くと山旅人さんがもう一度呼びかけましょう、と言い出した。子ども達は飛び上がったりして反応してくれた。NRBさんなど、声を裏返しながらヨーデルのような声で「早く来いよ〜!」と言っていた。その後登れたかどうかは確認できなかったが、少しは元気づけられただろうか。すがすがしい思いが残り、ボランティアというものを少し考えさせられる出来事だった。くじゅうメーリングリストを主宰され、やまびこ会会員でもあるも〜さんが、以前そのMLの中でご自身のこんなエピソードを紹介していた。「高校時代、学校でボランティアの課題が出た。何をしていいか分からない自分達は、牧師さんに相談に行った。牧師さんは障害者の施設に行ってきなさい。それだけでいいと言われた。よく分からないままに言われた通りに遊びに行き、皆で歌を歌ったり本を読んだりした。友人とも、こんなのでボランティアになるのかなと話した。帰る時、子供たちが皆な帰らないでとすがりついてきた。その時自分(も〜さん)の心の中にも込み上げるものがあり、自分自身求めていたのは心と心のふれあいだったのだと気がついた。ボランティアとは人のためではなく、それを通じて自分自身が有意義だと感じることが大事であり、自分自身が癒されるものである。」要旨はこんな内容だった。枯れ葉積もる秋の山道、ひたひたと足元を見つめながら、しきりにそのことについて考えた。

 一登りで戸ノ上山頂着。ここで自己紹介を行なった。自分の番が終わった直後、携帯が鳴った。Sさんからだった。私が落としたカギを発見したとのこと。信じられなかった。ご自宅の住所を聞き、皆さんにこの話しを披露した。私は山の道具に関しては異常に物持ちが良い。ガソリンコンロや小型のザックは25年使っており、大型のザックも昨年買い換えるまで20年以上使った。しかし今回の件が教訓で、皆さんに、「道具は壊れる前に買い換えましょう。」と呼びかけた。すると山旅人さんが、「YUTAさんのように、誰とでも友達になっておきましょう。」と言っているのが聞こえてきた。褒められてるのやら、けなされてるのやら?

 

鍵の恩人

登山口に戻るバスが14:20で、あと40分しかないことが分かり、大急ぎで下山した。全員遅れることなく快調に縦走を達成した。バス停に着くと、まるで貸し切りバスが配車されたかのように30秒後にバスが到着した。誰が乗るやら分からず、挨拶もそこそこに解散となった。山旅人さんともそこでお別れだった。5時間かけた縦走路も都市高速に乗ったバスは15分で駆け抜けた。バスの中でYAPPYさんと毘沙門さんはその後小倉で飲むことがまとまったようだ。私も誘われたがカギを小倉南区まで取りに行かなければならないので今回は遠慮した。バス停から登山口までのコンクリート登り返しの15分が、今回の登山で一番きついと、はなさんと話しながら登った。

 私の車で一緒に来た、山ひとすじさん、einさん、ぴーこさんにもお付き合い願い、Sさんのご自宅に鍵を取りに行った。20分ほどで着いた。お酒を飲まれると聞いていたので、お礼にビールを持参した。あの後、他の登山者に拾われると面倒だと、大急ぎでかつ足元を注意しながら戻ったそうだ。きょう出会ったばかりの私のために、そんなことまでしていただき感謝に絶えない。一度は完全に諦めただけにカギが今ここに、手許にあることの方が不思議なくらいだ。今回の件は災い転じて福となった。山の神様がちょっとしたいたずらで、Sさんとの出会いのドラマを作ったくれたようだ。

 これだけ書くのに、実際山を歩いたのと同じ時間ぐらいかかってしまいました。(^^ゞ当たり前ですが、A班の方々とはあまりお話できませんでした。したがってあまり紀行文に登場せず、すみません。山旅人さん、今回はお疲れさまでした。色んな話しを暴露してしまい申し訳ありません。オモシロ可笑しく書いて欲しいとの気持ちを先日の会員掲示板から察しましたので、書かせていただきました。我らの愛すべき山旅人さん、今度はいつ飲みましょうか。



班分け発表

参加された方それぞれの想い
山旅人
 「好天とメンバーさんに恵まれ、素敵な楽しいオフ会でした。皆さん、どうもありがとうございます。全員快調で予定通りの山行が出来ました。重ねて御礼申し上げます。又本日、私のサポート役をして下さいました、山ひとすじさん・YUTAさん・YAPPYさん、どうもお疲れさまでした。心から御礼申し上げます。皆さん、機会がありましたら又ご一緒しましょう。それでは又!(^^)/~」

ミカ
 「人生の約三分の一を生きた第二の故郷の山、足立山にいつか登ってみたい・・・との夢が実現した!縦走の最後のピークにとりつく。ふと後ろを振り向けば、歩いてきた足立山の全域、眼下には思い出の地。やまびこ会の尊敬する先輩や楽しい仲間と一緒におもいっきり「ヤッホー!」。あぁ、なんて幸せなんだろ! 」

YAPPY
 
「足立〜戸の上縦走参加のみなさん、お疲れ様でした。ここ一ヶ月、週末の雨モードがいっきに晴れモードに変わりさすが参加メンバーのパワーを感じました。楽しい一日をありがとうございました。下山後、毘沙門さんと関門橋を眺めながら風呂に入り、いつもの店でさんまのさしみをあてに少し語り一日を終えました。」

かつら
 
「大台ヶ原への登り道に咲いていたセンブリの花、楓子さんが見つけてくれなかったら気づかなかったかもしれません。一行、しばらく足を止め、清楚できりっとした風情の花を眺めたり撮影したりしました。気をつけてみると近辺にたくさん咲いています。「最初の一つを見つけたら、次々に見つかるよね」「つくしもそうですね」いろいろなものがそうなのかもしれない、と思いました。」

山ひとすじ
 
「足立山・戸ノ上山は山歩きを始めて間もない5年前に、郷土の山一周コース72q(門司港〜風師山〜戸ノ上山〜足立山〜貫山〜福智山〜尺岳〜皿倉山〜八幡駅)を、1泊2日で歩いて以来でした。当時のことが懐かしく、またこの長大なコースを良く歩いたなあと感慨にふけりながら歩きました。」
RAN
 「足立山までのエスケープ組でしたが、とにかく山に入れて嬉しかったです。ありがとうございました。 」

Sam
 「登山口に向かう足どりは、久しぶりということもあり、ちょっと重かったのですが、何人かの知った方々と挨拶を交わしているうちにそんなことは忘れてしまいました。皆さんいい人たちだなと、あらためて感じました。今まで登ろうと思ったこともない小文字山が、時間がないときに手軽な山歩きをするには便利な山だということが分かったことは収穫でした。YUTAさんのちょっといい話(@景色も見ずに、鍵を探しながら元来た道を急いだという話、A障害の有る子供たちをやまに連れてきた人たちの話)も今回の山歩きの収穫でした。」

ein
 「今回の縦走は小文字山からとのこと足立山からしか歩いたことがないので喜んで参加しました。数日前の早すぎる冬将軍を考えると今日の大台ヶ原の風は思ったほどでもなく、ラッキーとしか言いようがないですね。自然林で見晴らしも素敵なコースを道案内していただき有り難うございました。山が好き、人が好き、人一倍楽しんでテンションが高くて皆様、ご迷惑ではありませんでしたか?そこは山好き・・・また、懲りずにご一緒して下さいませ。」

くりまん
 「今回、やまびこ会員としてのデビュー戦と重鎮会員(!?)の皆さんへのご挨拶もかねての参加となりました。朝6時15分ごろ自宅を出発、小倉駅北口の駐車場に車を止め魚町バス停にむかうとせうじさんとバッタリ。(城山以来、不思議とご縁があるようで・・・。なかなか放っては置けない魅力(??)のある人物です)。小文字山登山口へ急ぐとすでに多くの参加者が集まっていて、城山参加組のKGHさんやはなさんとも再会しました。小文字山山頂まではいきなりの急登でしたが山旅人さんの登りはゆっくり、平坦な道はスピードアップの名ペース・メーカーぶりに感心させられました。山頂からは天気もよく小倉市街が一望でき西には宗像四塚も見え、すばらしい眺望でした。登り、下りを繰り返し足立山、大台ヶ原と歩き昼食後、戸ノ上山山頂へ。ここで皆さん自己紹介をしてオフ会終了。帰りのバスの時間もあり下り道を急ぎましたが皆さんのハイペース、健脚ぶりには驚きました。私のほうはここ3週連続の山行(大船〜英彦山〜今日)で酷使したのか左膝が悲鳴をあげてましたが、何とかバス停までたどりつきました。いろいろな人とお話しがしたかったのですが、それは次の機会の楽しみに残しておくとしてデビュー戦としては大変満足な楽しい一日となりました。」

ぴーこ
 「1人で歩くのも好きですが、時々、急に寂しくなる時があります。今回は久しぶりに、大勢の方々と一緒に山歩きが出来て、とっても嬉しかったです。皆さんの賑やかな話しをBGMに、楽しく、 黙々と歩きました。 またご一緒させて下さい。」

KGH
 「小文字山〜戸ノ上山縦走に参加した皆さんお世話になりました。企画された山旅人さん、リーダー、サブリーダーの皆さんありがとうございました。私は1週間に1回以上足立山山系に登っていますが(毎日サンデーのため)稀に見る好天気で関門海峡を始め近郊の山々がはっきり見えました。(ちなみに今日、12日は黄砂で全然ダメでした。)これも世話人さん始め参加者の皆さんの日頃の行いが良いからでしょうか。私は数ヶ月前に怪我をして山登りどころではない状態が続いていました。8月頃からリハビリを兼ねて山登りを再開して、9月初旬試しに足立山から戸ノ上山まで縦走しました。そのときは他のメンバーに置いて行かれまだダメだと思い知らされました。しかし今回はYAPPYさんのペース配分が良かったせいもあり何とかついて行くことが出来ました。まだ100%とはいきませんが何とか怪我の前に戻った感じがします。これも皆さんのおかげです。ありがとうございました。」
 


妙見神社上宮にて美女三人?

足立山山頂のA班

強風と陽だまり

大台ケ原にて


はな
 「初めての山行きが単独でこのルートだったのです。だから、同じルートを辿ってみて、脚力がついてるのを感じました。それとも、皆さんと一緒ということで時間やら疲れを忘れられたせいかもしれませんね。天気にも恵まれ新鮮な空気と木々の彩り、そして、楽しい語らい。山でお酒を飲んだのは初めて・・これが旨かった。山旅人さんが、無言の催促などと書いてましたが、目の前に焼酎やらビールらの人参をぶら下げられたら・・。皆さんの心遣いに感謝しております。「芋の会」をぜひ発展させましょう?」

NRB
 「足立山ー戸ノ上山縦走ということで、初めてのコースであり、御大山旅人さんの企画、また北九州のメンバーとも顔なじみになれるかな、ということで、参加させていただいた。
 6時ごろの鈍行に乗り7時半過ぎに小倉に到着。バスが出てしまっていたので、タクシーで小文字山へ。登山口に定刻8:00前に到着。急登のあと市内を一望できる小文字山に着く。これからL型に足立山ー戸ノ上山の縦走コースを歩く。皿倉や福知も見える。照葉樹林の中、メジロが ♪ツゥー、ツゥー♪と鳴く。所々、杜の切れ間から、関門海峡が見える。ボーッ、ボーーッ、大型船の汽笛の音、海を眺めながらの山行もいいものだ。長崎の 寺岳ー八郎岳のコースを思い出す。大台ケ原で食事とする。戸ノ上から眺めもすばらしい。眼下に巌流島が見える。あとは40分ほどの下りでバス停へ出た。風呂に入りたかったが、沸かしと聞いてあきらめ、また小倉駅へと向かった。参加の皆さん、お疲れ様でした。」

ほたる
 「久しぶりのお天気でした。それだけで、ついてるな〜と思ってしまう。秋空の澄切った空気の中を歩くことはなんとも気持ちよく好きです。地元の足立山は確か小学生の頃に登ったきり。記憶はありません。戸ノ上山までの縦走路は小刻みにアップダウンが続き十分楽しめました。眼下に望む北九州の景色もまた綺麗でした。きっとあの頃見た景色とずいぶん様変わりしてるのだろう。今日はとても気持ちよい山歩きができて、いい一日だった・・・と思ったら、山頂でKGHさんからビールをいただき、なんて今日はついてるんだろうと感激のひとことでした(笑)。みなさん、楽しい一日をありがとうございました。」

毘沙門
 「YUTAさんと、はじめてご一緒して楽しかったですよ。(^−^)解散後いっしょに行けなかったのが残念ですが、機会はいくらでもありますので、後の楽しみにとっておきます。山行当日、山旅人さんからの集合場所までの地図をたよりに大谷池バス停に降り立ちました。降りたのはかつらさんと二人きりでした。時間もあまりなかったので、通りかかった00交通の運転手さんに小文字山登山口を聞いたら親切に教えて下さいました。急坂をフーフー言いながら上がっていると、さっきの運転手さんがひき返してきてあと2,3分ですよと教えてくれました。地元の人には何てこと無い事でも、はじめての人には、その一言がとってもうれしいものです。運転手さん、ちょっと暇だったのかな?「ちょっといい話」でした。」

楓子
 「久しぶりの参加となって、初めて顔を合わせる方も多く、少しばかりの緊張と足を引っ張らぬよう、これ以上ネタを提供してなるものかと臨んだ今回の山行。登り始めは、急坂が容赦なく続き、なまった体にムチうちますが、小文字山から見下ろした小倉の町並みは絶景、まるで異次元に迷い込んだようでした。我々に配慮してのYAPPY隊長のリードと、分刻みの休憩時間により、12時には、昼食場所の大台ガ原に着いたのは、さすがですね。そういえば、B班の到着待ちきれずに、既に出来上がってた人も見受けられましたが・・・。海と紅葉とあきらめていたセンブリの花にまで出会え、何よりやまびこの方達とご一緒できて、楽しい時間を有難うございました。

 
PS YUTAちゃん、私のアシの事、心配してくださって有難うございました。おかげで迷子にならずにすみました。が、しかし、今年初めて会って、その第一声が、「〇〇たね。」はないでしょう。そう思うなら、超高級シワとりパックでも送って下され。

せうじ
 「眼下のあんなに近い所に市街地を望む山行は初めてでした。意外な北九州の発見です。街、海、山のそれぞれの景色が満喫でき、感激しています。また、天気もよく、風もなく、なによりメンバーもよく、シュチュエーションにも恵まれたと思います。だけど、コンパス、雨具をそろえたのに、靴がプーマの運動靴なのをつっこまれたので、早めに靴を購入しようと思います。みなさん、ありがとうございました。」

レイ
 「小学生の時、よく登った足立山、今回、山旅人さんの掲示板呼びかけで、すぐ参加で申し込みました。何しろ、40数年前登った足立山に11月10日に登るなんて、想像しただけでも心が踊りました。当日、少し肌寒い中、天気に恵まれ、早朝出発、小文字山登山口に向かいました。山旅人さんが一番にお見えで皆さんを迎えて下さいました。そして定刻に登山開始・・・足立山縦走を終えての印象は、あの頃登った時と随分違ってました。小文字山登山口からの階段はなかったし、木々がうっそうとしてなかったし・・・記憶の中では、小文字山全体が、草原のような気がしましたが・・・この次は森林公園から登ってみようと思います。何しろ、23名の大勢で登ったので、皆さんに遅れないように歩きました。そして、小倉、門司の町並や私の好きな関門海峡などを眺めながらの縦走は最高でした。山旅人さん、皆さん、ありがとうございました。

百名山
「足立〜戸上縦走に参加の皆様、お疲れさまでした。幹事の皆様ありがとうございました。なかなか行けない北九州の山ですが今日は好天に恵まれすばらしい景色を見ながら楽しく歩くことが出来ました。KGHさん、ビールごちそうさまでした〜! 」

I田
 「家からも歩いて行ける好きなコースで参加させてもらいました。やまびこ会の方のお名前もわかってきました。大台ヶ原は風が強かったですね。楽しい一日でした。大変お世話になりました。」



バスが出るぞぉ〜!


小文字(右端)からの稜線
みんな楽しかったね〜。また会おうね〜 ! !




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