宗像四塚縦走

日 時 2002年11月16日07時、JR教育大前集合
コース JR教育大前〜城山(369.3m)〜金山(317.4m)〜孔大寺山(499.0m)〜湯川山(471.4m)〜元末バス停
世話役 KURO(黒兎)
参加者
(敬称略)
ブラックモンブラン、武、くりまん、毘沙門
ゆず、ぽっかぽか、ぽっかぽか2、yoko

【紀行文】ぽっかぽか、yoko、KURO、【HP編集】KURO、【写真提供】KURO

宗像四塚ルート図
ぽっかぽか

歩き応えのある充実したコースでした。
低山と言えども侮るなかれ。
いや、低山だからこそ急登が続き、結構足にきました。
でも、広葉樹林が思ったより多く、こんな近くで綺麗な紅葉が楽しめてラッキーでした。
落ち葉を踏みしめて歩く音も耳に心地よく、どんぐりを拾ったりと楽しかったです。
また、頂上からは展望もよく、遠くには海が広がり、疲れも吹き飛ぶようでした。
メンバーも気持ちのいい人ばかりで、初めて参加したのに前から来ているような 心地良さでした。
ありがとうございました。
また、機会があれば参加したいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。


yoko

先日はありがとうございました。
一人での参加だし、元来人見知りする方なので、実は少し躊躇していたのですが思い切って参加 して良かったと思ってます。

最後の登坂は足が鉛のように重く、足が思うように上がらなくて、も〜ダメ・・・、 と思ったりもしましたが、皆さんのお陰で無事最後まで歩くことが出来ました。この達成感は格別ですね。
山で食べるなんの変哲もないコンビニおむすび、そしてあったかいコーヒーも最高でした。

また、機会があれば是非参加させて頂きたいと思います。

掲示板から 勝手に抜粋

:皆さん今日は遅れましてご迷惑かけました。JRが土曜日ダイヤで本数が少ないのを完璧に忘れて失敗しました。今後このような事が無いことをここに宣言しときます。
クロさん有難うございました。気配り 心配りのおかげで全員完走でき感謝感謝です。皆で最後まで行けて楽しく一日過ごせました。

毘沙門 :おかげで念願の宗像四塚の全山を踏破することが出来ました。 2回の急降、急登は標高五百メートル前後の山とは、とうてい思えません。 コーヒータイムのあとは、がぜんペースが上がり皆さん快調でした。 KUROさんコーヒー美味しかったですよ。

ブラックモンブラン :今日はおつかれさまです。 みなさんの若いパワーには着いていけませんでした。 登り足らないので明日は行きま〜す。
※翌日も九重山へ登ったブラックモンブランさんでありました

くりまん

毎朝の通勤で遠賀川沿いに車を走らせていたときに右手に見えていたのが宗像四塚でした。 (ちなみに左手には福知山、さらに遠方には英彦山が見えるんですよ) 前回の城山オフ会で 話を聞くまでは縦走できるなんて知りませんでした。
 早朝5時47分自宅近くのバス停から市バスでJR折尾駅へ(案外不便な所に住んでます)。 6時過ぎに駅へ到着、コンビニでおにぎりを買いJRに飛び乗り6時36分には教育大前につき ました。今回は一番乗りかと思いきや、すでにKUROさんが待ってました。(さすがぁ〜 世話役!!)。
 城山山頂には8時過ぎに到着、これから登る孔大寺、湯川山ははるか向こうに・・・。みんな 気合を入れて次のピーク、金山へ。金山からは宗像市、玄海町が一望でき一息つけました。 金山北岳を過ぎたところで孔大寺山が正面に見えましたが"えぇ〜、まだあんなに遠いの!” という感じでした。県道までくだり急登を登りかえしてようやく3番目のピーク孔大寺山に。
 山頂ではKUROさん差し入れのコーヒーでブレークタイム。おいしかったですね。 30分程休んで出発。湯川まで4.7Kmの表示にファイト一発〜っ。再び県道まで急坂をくだり 最後の登りへ。NTTや九電の施設をすぎて2時12分ようやく湯川山頂に。城山山頂から休憩を いれて6時間あまりの山歩きでした。
 最初はどうなることかと思った縦走でしたが何とか全員無事完走となりました!!。これも 名リーダーシップぶりを発揮したKOROさんのおかげ、感謝、感謝です。それにしても やまびこオフ会3回目となりますが女性陣の健脚には驚くばかりです。ここのところの左膝の 痛みをサポーターでごまかした私としては日頃の運動不足に反省しきりの山行となりました。

KURO(世話人)

 KUROの2回目のオフ会は、宗像四塚縦走。最高でも499m と、低山を四つ歩くだけなのだが、 侮ってはいけない。登り口が標高30mと低いので、丸々標高分を登る。 おまけに縦走とは言いながら、それぞれ単独の山を登ることになる。
 この企画を立ち上げるかどうか迷っているときに、城山ハイキングのオフ会で話しをしたら、 数人から「企画してください。参加します」という話しを聞いた。 行きたい人がいる、企画しようと思っているKUROがいる。これで条件はバッチリ。 ということで、オフ会を立ち上げた。
 それなりにハードなオフ会なので、オフ会掲示板には「脚力に自信のある人のみ!」という一文を書き加えた。 参加者が4〜5人も集まればいいや!という気持ちでいた。 ところが・・・皆さん、城山ハイキングで歩き足りなかったとみえ、城山組がすぐに多数参加表明。 すっかり城山二次会と化してしまった。 そうかぁ、みんなそんなに脚力に自信があったのに、ハイキング程度で申し訳なかったなぁ。 などと思いつつ、呼びかけ人としては嬉しい限り。 途中、仕事や体調不良などで辞退者が出たものの、それでも8人が参加。KUROの予想以上だった。  前々日の予報では、ちょっと天気が心配だったが、前日には回復傾向。 やっぱりKUROは雨男じゃなかったということかな?
 16日の朝、起きてすぐに空を見ると、少し雲は広がっているものの、雨の気配はない。 6時21分のJRで教育大前に行く。前回の城山ハイキングは、もう一本遅い電車で行ったら、 すでに数人が集まっていたので、今回はちゃんと待っておかなければ・・・。
 徐々に参加者が集合してきて、7時にはほぼ全員が揃った。 あと一人、武さんが到着していないが、今回は時間との勝負という部分もあるので、 自己紹介をしながら7時10分過ぎの電車まで待ってから出発。 駅前の信号機を渡って、すぐに武さん到着。これで参加者9人が揃った。
城山までは、ほとんどの人が行ったことがあるということで、それほど心配はいらない。 ひたすら階段を登ればたどり着く。地元の人にとっては、散歩コースとなっている。
 城山山頂から見ると、今日は見透しが良い。最終目的地の湯川山がはっきりと見える。 これは湯川山山頂からの眺望が期待できる。「あんなに遠くまで歩くの?」などと言う声も聞こえたが、 これは無視するしかない。それでは、金山まで行きましょう!ということで、いざ出発。 城山の正面登山道からは想像も出来ないほど様相の違うくだり坂に、ちょっと驚いてる様子。 でもここはすぐに終わって、縦走らしいなだらかな傾斜に変わる。縦走はこうでなくっちゃ!
石峠まで来たところで、ちょっとひと休み。ここの縦走初心者は、休憩がとっても大切。 登りの連続が終わったと思う途端、急に降りになるし、またすぐに登りになる。 ペース変化の前に、少しでいいから休んでおかないと、あとがきつい。
 金山までの登りもちょっときついが、これはまだ足慣らし。頑張って行こう。 金山から降りきると、地蔵峠の舗装路に出る。ここが第一のエスケープ誘惑ポイント。 目の前はキツイ登り。このまま舗装路をだらだらと下ったら、バス停が待っている。
だが誰もその気にはならないみたい。当然といえば当然。地蔵峠でちょっとひと休み。 すっかりくだりに慣れた足と気持ちを、登りに切り替えなければいけない。フラットな部分は道幅分だけだから。
道向こうには孔大寺山への登山口が見える。いよいよ四塚最高峰、孔大寺山への登りである。 最初はコンクリートの階段を行く。すぐに急な登りに変わる。見かけによらず、なかなか手ごわい山である。 急登・急登で時々休みながら進む。しかし皆さん健脚、1時間足らずで山頂に着いてしまった。
ここで中休止。時間的には昼食タイムだけど、ここで食べたら次の湯川山までがキツイ。 ということで、KUROが用意したコーヒーでほっと一息。ここでコーヒー飲むために、 水3.5リットルを担いできたんです。飲んでもらわなきゃ!・・・ ブラックモンブランさんm(_ _)m。ビールはまだお勧めするわけにはいきません。 湯川山まで荷歩してくださいマセ。と思ったら、少しでも軽くしたかったのか、ひとりでビールを飲んでいる。
 孔大寺山山頂で30分程度休憩の後、いよいよ今回の最終目的地、湯川山を目指して出発。 孔大寺山の山頂からすぐは、急なくだりになっている。疲れはじめた脚なので、慎重に降りる。 しばらく行くと、ややフラットなコースが続く。ほっと一息。落ち葉を踏みしめる音が耳に心地よい。
いよいよ急な長いくだりが始まる。このコース最大の難所である。 とにかくここは、ロープがないと降りれないような感じ。ますます慎重に転がるように降りる。 また少しフラットになって、最後の短い急斜面を降りたら、垂水峠の舗装路に出る。
ここもエスケープ誘惑ゾーンなのだが、エスケープしたいと言う人はいない。 ちゃんとエスケープ用の地図まで用意したのにぃ〜!
垂水峠も道を隔てた向こうが登山口。道を渡ってからひと休みして、湯川山の登りに備える。
 いよいよ最後の登り。今度は孔大寺山より傾斜はゆるいが、ここまで8km強歩いた脚には、ちょっとキツイ。 途中、休憩を入れながら、山頂を目指す。NTTコミュニケーションのアンテナまでたどり着くと、あとは900m。 ボチボチ歩いても何とかたどり着ける距離になった。
少し休憩して、アンテナ設備の横を通っていく。九電のアンテナまでたどり着くと、あとはもう一息。 頑張りましょう。でもここからの登りがキツイ。脚が前に出なくなる。 特に山頂直前の最後の登りは、わかっていても脚が言うこときかない。
 何とか山頂にたどり着くと、一気に視界が開ける。今日は見透しもよい。 芦屋方面の海岸線を見ながら、やっと昼食。もう14時を過ぎている。 ブラックモンブランさんの荷物を軽くするため(!?)にビールを戴く。ご馳走さまでした。
思い思いに昼食を済ませる。今日は風が冷たい。 1時間ほどの大休止のあと、寒さに耐えかねて、元末バス停を目指す。 湯川山からの降りは、孔大寺山の降りにくらべると、楽だと思うが、 それでも、やっぱりロープのお世話になるところもある。
しばらく行くと、林道に出る。ここでまた数分間のひと休み。 でもここからの降りはもうそれほどの傾斜はない。一気に行きましょう。 15時半過ぎに、やっと人里までたどりつく。後は舗装路をゆっくり歩けば、元末バス停。
 バス通りのところまで来ると、もうすでに乗るべきバスが見えている。急いでバス停へ駆け足。
何とか16:08のバスに間に合って、一息入れる。このバス路線からは、今歩いてきた四塚が全部見渡せる。 横から見る四塚の距離に、みんな感動!あれだけの距離を歩いてきたのだ!と実感できる。
赤間駅前のバス停で6人ほど降りる。残り3人は、赤間営業所(JR教育大前)まで行く。ここで本当の解散となった。
 今回の縦走は、みんな頑張って、よく歩いた。だからこそ、最後の眺望は素晴らしいのかもしれない。
参加者から、「第二回をやりましょう!」という意見に、KUROもその気になってきた。 来年の春くらいには企画しようかなぁ!と思案中のKUROでありました。
アイコンは、 柚莉湖♪風と樹と空と♪ を利用させていただきました。



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