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日 時 2003年01月12日
登った山 宝満山(標高829m)
コース 200円駐車場〜かもしか新道〜キャンプ場〜縦走路〜難所ヶ滝〜縦走路〜キャンプ場〜天狗道〜200円駐車場
呼びかけ人 毘沙門
参加者
(敬称略)
くりまん、ぴーこ、武、ぽっかぽか、こはる、ふーさん、 豊津の信ちゃん、俊ちゃん、
ミラ、トトロ、山姥、しろ鹿、ボランチ、なべ、KURO、毘沙門
POPOPO(途中合流)、きょん(ニアミス)
HP編集 Webマスター

 待ちに待った毘沙門さん企画の新春オフ会「かもしか新道〜難所ヶ滝」である。実はこのオフ会は、昨年12月中旬に、毘沙門さんが「1月12日に企画します」とKUROの掲示板に書き込みがあり、何人かにこの情報を送っていた。ところが年が明けてもなかなか掲示板に掲載されない。(>_<)あちゃー、12日に合わせて休みを調整した人もいるかもしれない。もし流れたら、KUROが別途企画しなきゃいけないなぁ(~へ~;)う-ん・・・と心配しながら正月三ヶ日を過ごしていたところだった。6日にオフ会掲示板に掲示されてほっとした。難所ヶ滝は、寒気が入ったら近いうちに行こうと思っていた。年明け早々の3日夜から寒気が入ったため、KUROの休み7日を待って子兎と昭和の森から行ってきた。ちょうどいいタイミングで今回の下見にもなったようだ。
 12日は天気もよく、思ったより暖かい。前日午前中に、冬場としてはあまり冷たくない雨が降っていたので、縦走路の雪や滝の氷結などがどれくらい残っているか心配である。朝7時3分の電車で博多まで行き、地下鉄に乗換え天神へ。さらに西鉄電車に乗り換えて太宰府行き普通に乗る。確か太宰府駅は、先頭車輌が出口に近かったはずだと思い、中央口から一番遠い先頭車両まで歩いて行った。まさか大きな落とし穴があろうとは・・・。二日市駅に着いたら運転手が時刻表などを片付け始めた。これってもしかしなくても先頭車輌じゃなくなるということ?これはマズイ(゜O゜;)!慌てて今まで最後尾車輌だったところに移動。やっぱり運転手が準備してる(^。^;)ほっ!他のやまびこ会の人はいないかとあたりを見回すが、大きなザックを持っている人はいない。
 太宰府駅に着くと出口近くのベンチに毘沙門さんの年期の入ったザックが・・・。毘沙門さんは反対側に座って電話していたが、KUROはしばらくは気がつかなかった。同じ電車からミラさん、しろ鹿さん、武さんが降りてきたので挨拶。毘沙門さんは、HNを書いた名札を作ってきており、それぞれに配る。なるほど、これはいいアイデアだ。次のKUROのオフ会で使わせてもらおう。あとで聞いたところによると、名札は以前のオフ会でも使われたことがあったらしい。遅れてトトロさんも電車から降りてきた。なべさんも合流し、駅前を出発。なべさんの車で3人、毘沙門さん、武さん、KUROはタクシーで後を追う。この日は(も?)参道は人でいっぱい。入試前なので、合格祈願のお参りだろう。それとザックを背負った登山者も。人の波を掻き分けるようにしてタクシーは進む。かまど神社下のところでタクシーを降りると、忘年福智山で一緒だったボランチさんやくりまんさんなどがいる。またお世話になりますm(__)m
 ここから上の200円駐車場まではボランチさんの車に乗せてもらった。200円駐車場には、すでにたくさんの人が待っていた。今回のオフ会は、募集期間が短かったのにドタドタと参加者が増えて総勢16名になっていた。毘沙門さんの音頭でみんな輪になって準備運動を始める。KUROは今日は写真係り。まず全員が揃ったところを写そうとデジカメを準備して全員が入りそうな場所を・・・おいおい、いくら人数が多く、駐車場が広いからといっても、そんなに大きな輪にならなくても・・・とは思ったが、しかたなく駐車場の端まで行って何とか写真に納める。KUROも輪に入って準備運動。
 さていよいよ出発。しばらくは舗装路を歩く。正面堂への道も過ぎたところで他の登山者2人が「その先から登るのですか?」最後尾を守るなべさんが「そうですよ!」登山客は「そっちが近道ですか?」「こっちからは宝満山の裏手に回るから遠回りですよ」登山者はそれで諦めたらしく、正面堂の登山口に入って行った。途中なべさんが、かもしか新道の解説とかをしてくれる。KUROはというと、写真を撮らなきゃ!と隊列の前に出たり後ろにまわったりと忙しかった。結局一日中この状態が続いた。兎みたいに跳び跳ねていたわけではありません。念のため!
 舗装路から林道に入り、それから登山道へ。KUROは三郡との縦走路から宝満山経由で降りたことは3回あるが、宝満山に登るのは初めてである。登山道に入り、出発から30分ほどのところでひと休み。だいぶ身体も温まってきたので、ここで上着を脱ぐ。5分ほどの休憩の後、出発。所々雪が残っているのが見えはじめる。これなら縦走路や滝も期待できそうだと、わくわくしながら進む。ここからしばらくは、倒木を越えたり、倒木の下を通ったり、ロープを使って急な降りがあったりと、変化にとんだコースが続く。なかなか楽しいルートである。しかし登山道は二人並んで歩くほど広くはないので、行列は長くなる。長くなると、写真を撮るKUROとしては、非常に辛い。自分の周りの人しか写せない。途中、つららの残骸が落ちていた。ここ数日、少し気温が上がっていたので、融けて落ちてきたのだろう。雪が少し残った岩場を通る。しっかり滑る手本を示してくれた人(誰とは言いません!)もいたので、後ろの人たちは、さらに用心して進む。これから尾根に出るまでは、やや急登になる。尾根のルートに出ると、益々雪が多くなってきた。まだアイゼンを使うほどではないが、ちょっと慎重に進む。気温も上がっているので、時々木の枝に積もっていた雪がドザッ!ドザッ!と落ちてくる。それを楽しみながら進んでいると、水場があった。もうキャンプ場のすぐ下らしい。感じとしては、あっという間に上まで来てしまったという感じだった。
 キャンプ場の広場では、何処かの団体が登ってきたらしく、人でいっぱいだった。約1時間後の12時30分にここに集合!ということだけが決まり、あとは各自自由。山頂に行って昼食を食べるもよし、キャンプ場の中で食べるもよし。数人は山頂へ向かったようだ。しろ鹿さんや、ミラさんたちは、山頂に行くかどうかで協議している。KUROも、山頂に行くべきか、キャンプ場で食べるべきかまだ迷っていた。山頂は5日前に行ったばかりだが、キャンプ場は入ったことがない。キャンプ場にしよう。中に入ってみると、毘沙門さんたちがテーブルを出して、すでに昼食の用意をしている。KUROも仲間に加わる。結局、ほとんどの人がキャンプ場の中で昼食する事にしたみたいだ。少し場所を空けてもらって、昼食の準備にとりかかる。KUROの今回のメニューは冷凍のチャンポンである。今まではカップヌードルだったが、冬場の特権、冷食にしてみた。予想通り、ザックの中のチャンポンはまだ凍っている。周りでは、ビールやお酒で盛り上がっている。KUROも持ってきたお酒をチビチビと飲みながら、調理をする。ほぼみんなが食べ終わった頃に、KUROがいつものコーヒーを出す。毘沙門さんとくりまんさんがもらってくれた。12時10分頃、POPOPOさんが到着。若杉からの三郡縦走をして来たらしい。談笑しながらの昼食は、あっという間に1時間が過ぎた。毘沙門さんは人数分のぜんざいを担いで上がってきていたらしいが、時間切れになってしまった。一人での昼食で1時間は長いが、みんなで食べると、時間が早く過ぎる。毘沙門さんのぜんざい、いつかまた食べさせてもらいますm(__)m
 出発の準備が終わり、広場に出てみると、きょんさんも来ていた。久しぶりである。きょんさんは、KUROが入会した、雷山・井原山縦走のときに、山頂でワインやスパゲッティなど、それまでのKUROの常識では考えられないようなものを担いで上がってきていた。KUROの常識(山行はいかに荷を軽くするか・・・)を覆す最初の事件だったような気がする。あとの時間を考えながら、挨拶もそこそこに出発。もっとゆっくり時間が取れたらよかったのに・・・残念。
 さていよいよ難所ヶ滝に向けて出発。キャンプ場広場のすぐ横から縦走路を目指す。こんなところにショートカットがあったとは知らなかった。少しばかりの急登を上がるとすぐに縦走路に出る。ここからは時々アップダウンがある程度でほとんどフラットが続く。しかしたくさんの人に踏み固められた雪道はちょっと滑りやすい。10分くらい行ったところで、先頭からアイゼン装着の指示。これで歩きやすくなる。縦走路のそんなに広くないところで16人がアイゼン装着。当然ながら他の登山者の邪魔になってしまってた。足は縦走路の端の方に出しているが、お尻がしっかり登山道を塞いでる。アイゼン装着後は順調に進み、すぐに滝への分岐点に到着。einさんとの下見で登った所。これから滝までは岩場を一気に降りる感じ。岩が剥き出しになってるところもあり、かと言って氷も残っているのでアイゼンを外すかどうか迷うところ。ほとんどの人が外していないと思う。
 難所ヶ滝の直前で右へ折れると、滝の直下に出で、すぐにその雄大な氷結の姿を見せてくれた。確かに7日に来た時より、ひと回り小さくなっている。下がちょっと融けてしまって、寂しさを漂わせた表情にも見えるが、それでも見応えがある。すっかりこの場所にハマッてしまいそうだ。今日もまだ見物客が多い。写真を撮るいいポジションを見つけるのが大変だ。まずは下から仰ぎ見る感じで数枚。さらに上のほうに登って行き、横からも数枚撮影。今回のメインなので、ここで集合写真を撮影する ことになったが、滝の写真を撮るより難しい。まず足場がない。ほとんどの人が集まっていた場所で撮影しようという声も聞こえたが、滝に背を向ける格好になるため、これじゃ意味がない。結局全員が上のほうに移動。カメラマンが下から見上げる格好で撮影する。KUROはいつでもコンパクト三脚を持っているのだが、さすがにここでは使えそうもない。まずKUROが撮影した後、豊津の俊ちゃんに交代し、KUROも入れてもらう。撮影が終わったら、人も多いことから、すぐに引き上げることになった。今度はKUROが7日に通った沢沿いのコース。「KUROさーん、先頭に!」と声がかかるが、撮影隊はなかなか自由がきかない。出発時刻を記録するための写真を撮影している間に、もうみんな歩き出している。ルートは狭く、二人並んで歩けるほどの道幅はない。先頭のはずが、最後尾・・・。まあ足跡もいっぱいあるから大丈夫だろう。それでもちょっとした回り道を見つけては、一気に駆け上がり、先頭へと近づいた。途中、ちょっと紛らわしいところで先頭を歩いていた毘沙門さんが立ち止まったのを期に、KUROが先頭に出る。どうもご面倒をおかけしましたm(__)m このルートも尾根筋までは急登だが、降りてきたところみたいに瓦礫ではない。歩きやすいはずだったのだが・・・雪解けで登山道はグチャグチャ。皆さんの大切な登山靴が汚れてしまった。申し訳ないなぁ。尾根に出ると、縦走路〜トッキン山へのルートと合流。ここまで来ると、もうほとんど登りは終わり。毘沙門さんに声をかけて、休憩にしてもらう。ビチャビチャの登山道は斜面だけで、尾根に出ると雪に覆われていたので、みな思い思いに雪で登山靴の泥落とし。少しは綺麗になったかな?
 5分ほど休憩の後、縦走路に向けて出発。ここから縦走路まではすぐの距離。出発の際の写真とか撮ってデジカメをケースに収めたら、KUROは手がなんとなく物足りない感じがした。あれ?・・・ちょっと間があって気づいた。ストックを持ってきてない。先ほどの休憩場所に忘れてきたらしい。慌てて取りに戻る。すぐに気づいてよかった〜。縦走路に出ると、あとは宝満山目指して歩く。KUROは後ろのほうでしろ鹿さん、ボランチさん、トトロさんと話ししながら歩いた。ボランチさんはここの縦走路が気に入ったらしい。しろ鹿さんは、PCがうまく動かない相談などなどで盛り上がった。
キャンプ場まで戻ると、毘沙門さんは一気に降りるつもりらしく、すぐに出発しようとしている。後続隊から、「ちょっとお手洗い!」とか、「ここでアイゼンを外しましょう」などと言う声で、先頭にストップがかかった。みんな一斉にアイゼンを外す。アイゼンも泥だらけになっている。キャンプ場の雪でこすったり、水溜り(泥水なのだが)で洗ったり・・・。
 キャンプ場からの天狗道は最初石段で、まだ凍った部分もあるため慎重に降りる。順調に高度を下げていくと、次第に雪も少なくなり、足場の不安もなくなった。どれくらいから雪がなくなったかは、初めてのルートなので、KUROにはわからない。途中、水場で休憩しながら降りていく。中宮跡では、ちょっと休憩。POPOPOさんを囲んで話しが弾む。話しの内容?ちょっと書けませんなぁ(ー_ー;)総勢17名の一行は、さらに順調に高度を下げて、舗装路から200円駐車場まで、一気に戻った。ここで解散式。直接帰る人と温泉経由で帰る人(一部はその後の飲み会も)が分かれて車に分乗し、今回のオフ会は無事終わった。
 温泉は人が多くて、洗い場の順番待ちのような状態だった。でも今日一日の汗を流してさっぱりとした。さぁ今から飲み会だぁ〜。温泉だけで帰る人の車に分乗させてもらい、大宰府駅まで送ってもらう。二次回組は7人。毘沙門さん、武さん、ミラさん、POPOPOさん、トトロさん、しろ鹿さん、そしてKURO。場所は雑餉隈駅のすぐ近くにある、つぼ八。飲み会の様子?KUROはすっかり疲れて、一気に酔いが回ってしまったので、途中から寝てた。どんな話しがあったかは、忘れた!ということにしておく。 22時過ぎにつぼ八を出て、帰宅組みとラーメン組に分かれる。酔っ払いKUROは、翌日が仕事ということもあって、ここで帰宅。
 結局最終電車で、帰宅できたのは0時半。それからすぐに寝るつもりだったが、ちょっと待て、写真をアップしていない。一部の写真だけでもアップしておこう。さらに夜は更けてしまった。


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