鹿と狸の脊振山中膝栗毛

(脊振山地核心部縦走)

たぬきさんと鹿くんはずっと前から脊振山地を縦走したいなと考え、とりあえず1泊で行けるところまで行ってみようということになりました。
そこで、たぬきさんと鹿くんはいっしょに行ってくれる森の仲間を誘うことにしました。
「お〜い、森の中間達、一緒に行かないか〜い!!」


脊振山

日    程

平成15年 5月17日〜 5月18日

山    名

脊振山地(九千部山・那珂川町〜井原山・前原町)

メ ン バ ー

全行程組
  NRB、風来坊、しろ鹿

1日目
  武、KURO(九千部山〜脊振山)
  brocken03 (石谷山〜椎原峠・泊)
  むかんしん (脊振山〜椎原峠・泊)

2日目
  とみ〜(鬼ヶ鼻岩〜金山)
  むかんしん (椎原峠〜三瀬峠)

 
Special Thanks to
 
 

    ブラックモンブランさん、 F田さん、なかむとしさん、

                    KGHさん、Sasaguriさん…

  差し入れ、車同乗等々ありがとうございました。

  参加者一同感謝いたしております。

 

行程・コースタイム(by NRB)

■17日(土)

07:05  西鉄大橋駅バス停
07:50  網取バス停(タクシー乗り継ぎ)
08:05  グリーンピア那珂川
09:40  九千部山頂
10:45  三領界峠
11:49  七曲峠
13:53  坂本峠
14:13  蛤水道
16:14  背振山下木道
16:33  背振山駐車場(30分休憩)
18:30  椎原峠(キャンプ 5名)
■18日(日)

06:45  椎原峠発
07:07  鬼ケ鼻岩
07:54  猟師岩
08:24  小爪峠
09:12  展望所(金山東側)
09:30  ブナ林
09:58  番所跡
10:13  金山
11:35  城ノ山展望所
12:50  三瀬峠
14:06  新村分岐
14:57  井原山
15:50  古場岳(なかむとし代表の車で移動)
16:10  三瀬峠   


新緑の中を九千部山へ

 


まずは九千部山にて


背振山系の山は新緑でまぶしく、特に金山のブナ林の緑の輝きはみごとで美しかった。
九千部山から井原山までの2日間、15キロの荷を担いでの山行は少し疲れたが、今度の山行で得たものは多い。
山の中での夜の宴会など森の仲間とのふれあいは楽しかったし、初めて山の中でツエルトを使ったのも貴重な良い経験となった。

by 風来坊   

九千部山ではヤブデマリをよく見かけます。

背振山は車では行ったことありましたがはじめて登りました。九千部山、蛤岳、背振山とてもきつかったけど、いいルートでした。山頂でのビールとチーズバーガーがとてもおいしかったです。皆さんありがとうございました。今度はテント泊で縦走するぞ!

by 武    


蛤水道を行く


ふぅ〜やっと脊振に到着


さぁ、宴会、宴会!!

参加の書き込みもせずドタ参して驚かせてしまった。
背振山系を歩いてみたいというKUROの今年の目標を見透かしたような企画。
一日だけの参加でしたが森の仲間に入れて良かった。
荷は軽いはずなのに、テント組のスピードについていくのがやっとという状況。
「もっとたくさん花とかの写真を撮って!」と言いたくなったが、2日間の距離とコースタイムを考えると我が儘は言えない。
足を引っ張らないようにするのが精一杯。
それでも背振山系の素晴らしさを満喫できました。
もっとゆっくりのんびりの企画があったら、次こそはテント泊だ!と思いながら背振山頂を後にしたKUROでした。
末筆ながら、企画のNRBさん、しろ鹿さん、お世話になりました。
また差し入れや背振からの帰りに快く車に乗せてくださいましたF田さん、ブラックモンブランさん、ありがとうございました。

by KURO   


ハイノキの花は満開でした


金山のベニドウダン

今回の山行は、企画の段階でメールのやり取りのあとしろ鹿さんと2度ほど電話して打ち合わせしましたが、他のメンバーとは圏外などで連絡が取れないままスタートとなりました。
でも、所定の時間に、現れるべき人がすっと現れ、用事の人はすっとメンバーから離れていき、またタイムリーなところで差し入れをしていただき、またお迎えまで来てもらい、なんか、自然な流れのチームワークというか、気持ちのいい山行となりました。
このことは、水流さんの平尾台での家族キャンプの時もそれを感じました。
どこともなく聞きつけたメンバーが集まってきて、ワイワイがやがややって、知らない間に去っていく、、、、。
なんとなくいい感じのやまびこ会が出来つつあるなあ〜、という”気配”を今回強く感じた次第です。

by NRB


新緑のブナの森を…


金山山頂で


井原山にて
おつかれさ〜ん!
かんぱ〜い!!


おまけ…

EPISODE 1

九千部登山道脇で見つけたキクラゲ。
ラーメンに入れると言いながら収穫するNRBさんの脇で、ひとかたまりだけ手にとった武さん、「これ触ると気持ちいい!!」といいながらいつまでも手でもてあそび、脊振山まで連れて行き最後は見るも無残な姿に。
…う〜む…はじめて見た「キクラゲフェチ」


EPISODE 2

幕営した椎原峠にて、みなテントやツエルトを設営して宴会。
夜11時過ぎに就寝し、翌朝5時過ぎに起床、ツエルトから出てあたりを見回すと、NRBさんのドーム型ツエルトが横倒し。
ご本人はまだ就寝中。
どうやら、テント(ツエルト)ごと寝返りを打ったらしい。

ちなみに、ストックをポール代わりに、ツエルトをやや不安定な形で設営していた風来坊さんはツエルトがすっかり落ちてシュラフにまとわりつき、そこから起き上がってきた姿は、まるで、さなぎからかえった虫のようだった。
風来坊さんの羽化の様子を目撃!!


EPISODE 3

前日の疲れですっかりやる気をなくした全行程組3名は金山までの道々…
「もう帰ろうよー!」
「明日は仕事だしぃ」
「花乱の滝が見たいなー!(花乱の滝コースでエスケープ)」
…等とつぶやきながら歩き、とうとう金山山頂にて心はすっかり「三瀬峠でエスケープ」で固まった。
念のためにとなかむとし代表に電話をすると
「今、井原山に向かってる。いつまでも山頂で待ってるよ。」とのこと。
「じゃあ、やっぱり井原山までは行かないといけませんかねえ…」と尋ねると
「えぇ〜!途中で止めるつもりだったの?!」
「いえ、そ、そんな…」
…ということで、重い足取りで目の前にデ〜ンと立ちはだかる城の山への登りに取付くメンバーの姿があった。

by しろ鹿    

(PHOTO BY KURO&NRB&しろ鹿)

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