ひらびこ隊久しぶりの出動に予想を越える人達が集結してくれた。今回登る山は福岡県甘木市の古処山だ。そろそろシャガの花が見頃を迎えるだろうし、だんご庵でだんごを食べる楽しみもある。(残念ながら当日は定休日だったが・・・) 　予定の集合時間よりも少し早めに到着したつもりが、現地に着いてみると既にほとんどの方が集まっていた。懐かしい顔ぶれや新しい顔が見える。ミラさん率いる長崎ちんどん隊メンバーの姿も。そして何より驚愕したのが、ひらびこ隊始まって以来、初のスーツ姿で駆けつけた人がいたことだ。敢えて名前を出すのは本人のプライバシー!?に関わることなので控えるが(笑)、その気合と根性は賞賛に値する。加えて本当に仮病で参加の御仁もおられた。実にありがたい!!これからもぜひともその精神で精進していただきたい。スーツで参加のお方は車の中で山歩きの格好に着替えられた。そしてみんなも準備が整ったところで歩き始める。 　沢の水音や吹き抜ける風が心地よい。それ以上にみんなの会話が盛り上がり楽しさ満点。コジロウさんは何と!!予めビールを沢の水で冷やしておいてくれていた。しっかり程よく冷えたビール、今すぐにでも飲みたいところだが、ここはグッと我慢だ。ミラさんが担ぐというのでお願いした(ちょっと心配だったが・・・笑)　みんなが一汗かいた頃には山頂に到着した。山頂には名物のネコがいた。多分登山者から餌をもらって暮らしているのだろう。意外と毛並みも良くて健康そうにみえた。 　山頂の岩に登った後はさっそくビールではなくて(偉い!!)ザックを置いて大将隠しと奥の院へと足を伸ばす。一部に岩場や鎖場があるので安全第一で通過する。奥の院では岩の間から涼しい風が吹いてくる。天然のクーラーだ。汗があっという間にひいていく。一同、しっかりと涼んだあと、やっとお待ちかねの昼食タイムへ突入だ。山頂へ引き返し、ザックを担いで城跡へ移動した。木陰を選んで楽しい会食が始まる。ミラさんのザックからさきほどのよく冷えたビールやフライパンが出てきた。焼肉、焼鳥と豪華メニューである。しかも直々に料理までしていただいて感謝感激。極めつけは例の「ブツ」だ。ミラさんの背後に後光が差して見えたのは気のせいだろうか。みんなでありがたくいただいた。う〜ん、フルーティ!!みんなの会話が益々弾む。平日の古処山には大笑いの声がこだましていた事だろう。 　しっかり昼食を摂った後、名残惜しいが下山開始だ。八丁苑経由での下山だ。わいわいがやがや林の中を歩いていく。ミラさんとコジロウさんは花談義に夢中だ。この二人はお酒の話ばかりではなく!?花の話でも盛り上がっていた。すごい人達である。(笑)旧八丁道に以前あったキャンプ場は跡形もない。逆に道を間違えたかと勘違いしそうになるので注意が必要かもしれない。沢の水音が聞こえてくると次の目的地、だんご庵は近い。しかし、この日は残念ながら定休日だった。リサーチ不足で申し訳なかった。そこで急遽、下山後の反省会!?の場所を秋月に求めた。コジロウさんお勧めのお店もお休みだったが、黒門茶屋が開いていたのでみんなでお疲れ様〜と葛餅をいただきながら、またまた歓談の始まりだ。歩いて食べて笑ってしゃべりまくっての楽しい一日はこうしてあっという間に過ぎていった。名残惜しみながら、また会える日を楽しみにそれぞれの帰途についた。 　以下に参加された皆さんの感想??を記しておく。
紀行文　:　しげ
ありがたや〜。山頂で焼肉にありつく。			一応、記念撮影はしておこう
さっきから必死で携帯メールに夢中。そんなにたくさんどこへ、羨ましがらせのメールしているんだ〜	ブツをありがとう。感激一杯です。しっかり味わっていただきま〜す。		うぉ〜、今度は焼鳥ですかぁ〜
A「山は楽しかろうが〜」 B「はい〜、元気になりますぅ〜」 C「僕はカメラに夢中ですぅ〜」	A「もっと食べんね〜」 B「私、もうお腹一杯ですぅ〜」 A「そう言わんと、もう一杯ど〜ね」 B「え〜、私とっても弱いんですぅ」		さて、少しは真面目に歩こうか・・・