三瀬〜金山ピストンのはずだった
(金山山頂待ちぼうけ事件)

日  時2003年11月30日
呼掛け人KURO(黒兎)
参加者1マミリン、とっちゃん、ボランチ、百名山
参加者2くりまん、ホワイトマン
登った山金山(967m)

行動調査報告書
11/26今回は、11時〜12時に山頂集合企画とした。
11/29天気予報は曇り。参加の書き込みは4人
11/30 【06:58】 マミリンさんの車に乗せてもらって、三瀬峠を目指した。
平野部では晴れ間もあったが、背振山系に近づくにしたがって降りだした。
【08:13】 三瀬峠に到着してみると、雨は小雨になっていた。ボランチさんは先に到着していた。 以前から約束していた珈琲豆をいただいた。ありがとうございましたm(__)m
【08:20】 一度、野河内のバス停までマミリンさんの車で走る。 下のほうだと携帯メールが通じるようだ。 途中で百名山さんから「雨のため、帰ります!」とメールが入った。 すぐに「雨はやんできてますよ」と返信する。
【08:40】 三瀬峠に戻ってすぐに、何となく見たことがあるような車が入ってきた。 百名山さんに似ているが、でも「帰るメール」が入ったからなぁ・・・。
車から出てきたのは紛れもなく百名山さんだった。 平野部まで戻った百名山さんは、晴れ間のある空を見上げて、また三瀬峠に戻ってきたらしい。

ボランチさんは、車2台で背振からの縦走を狙っていた。 それを聞いたマミリンさんも「行きたい!」と言い出した。 「山頂集合オフ会」が気になったが、書き込みと天気から、もう他に参加者はいないだろうと判断した。 やまびこ会のメンバーは、それほど甘くなかったのだが・・・
【09:05】 とっちゃんさんがまだ来ていない。背振に向かう途中で出会うだろうと、ボランチさんの車に4人同乗し、出発。 途中でとっちゃんさんに連絡。車を移動させている間に行き違ってしまったらしい。 こちらは三瀬峠方面へ、とっちゃんさんは背振方面へ向かう。 三瀬峠の旧道入り口近くで、再度とっちゃんさんにTELしてみると、またしても行き違いとなった。 とっちゃんさんに途中のコンビニの駐車場で待ってもらって、やっと合流。
【10:08】 背振駐車場に到着。雨はほとんど降っていないが、ガスが濃い。 とっちゃんさん以外は初めてのルート。とっちゃんさんも、詳しいと言うほどではないようだ。
【10:10】 椎原峠に向かって出発。
しばらくして舗装路となる。舗装路に飽きた頃、やっと脇道に入った。
ガスが濃く、また風も強い。雨が降っていないだけマシかもしれない。
ボランチさんと百名山さんが先を行く。この二人は早い。 その後ろ・・・といっても、先頭から大きく離されてとっちゃんさん。 すぐ後ろにマミリンさん。最後尾にKUROの順番。 とっちゃんさんは、後ろを気遣いながら、スピード調整しているようだ。 後ろといっても、KUROではないことは明らかだけど(笑)
【11:10】 椎原峠到着。
ここまではほとんど降りで、スピードも速かった。 しかし12時に金山山頂は不可能だ。
ボランチさんはビールを取り出し、みんなに勧める。 少しずつ分け合って飲んだが、誰がどれだけ飲んだかは秘密(^_^;)
10分ほどの休憩で出発する。
-- 尾根道歩きで、ますます風が強くなってくる。周りの景色は、近くの木々以外は白一色。 足場も滑りやすく、慎重に歩く・・・先頭の二人以外は・・・。 それにしても、先頭の二人は速い。
マミリンさんは、最近買ったダブルストックを使っているが、まだ使い慣れていないようだ。 KUROは、長距離を歩くような荷物に調整していなかったので、スピードが上がらず、 ついていくのがやっとだった。
【11:37】 鬼ガ鼻岩へ到着。この頃にやっとガスが晴れてきた。 鬼ガ鼻岩から望む福岡市街や歩いてきた背振山方向の眺望を楽しむ。風が強く雲の流れも速い。 写真を撮ろうとカメラを向けるが、風でカメラが安定しない。 息を止め、風が収まった頃を見計らってシャッターを押す。
「金山はどっち?」というマミリンさんの質問に、ボランチさんが背振山の方を示すと、 すぐにみんなから訂正された。ボランチさんは背振山の方に戻りたいらしい(爆)
【12:12】 漁師岩に到着・・・素通りする。
どこか風の当たらないところで昼食にしようということで意見が一致。場所を探しながら歩くことにした。
といっても、先頭の二人は相変わらずのスピード。
【12:17】 小爪峠へ向かう途中の降りは、木々に囲まれて風が弱い。ここで昼食とする。
何を食したかは不明。豪華な食事だった(ということになっているが、証拠写真はない)。
ボランチさんが写真を撮っていたが、公開しない(できない?)ようである。
スピード速いボランチさんに
「そんなに早く歩いて滑らないのですか?」
とマミリンさん。ボランチさんは
「百名山さんは滑りましたよ。見れなくて残念でしたね(笑)」
【12:34】 KUROの携帯が鳴った。ウエストポーチに入れていた携帯を取り出したときには、すでに切れていた。 登録していない人からの着信だった。
【12:50】 メールが大量に入ってきた。再度ウエストポーチに入れていた携帯を取り出して確認してみる。
仕事関係のメールや応援メッセージ・・・ん?
−−−事件発覚!!−−−
くりまんさんから
「いま何処ですが?こちらは金山山頂です」

・・・くりまんさんは待ち受け隊になっていたようだ。
一瞬、青くなる。
「くりまんさんが山頂で待っているようです」
すぐにボランチさんがTEL。ホワイトマンさんも一緒らしい。 その間にKUROはメールの発信時刻を確認した・・・12時過ぎに発信。今は12時50分だ。
食後の珈琲を飲む暇もなく、大急ぎで撤収!
ドタ参するかもという書き込みのあと、何もアクションがなかったから、参加しないと思っていた。 ボランチさんも同じように考えていたらしい。
食後の珈琲を飲まなかったので、水がそのまま残って、KUROの荷物は相変わらず重い。
【13:01】 金山に向けて出発。
「ここから金山ではどれくらいですか?」というマミリンさんの質問に、 某?百名山さんが「30分もかからない」と無責任なことを言う(笑)
確かもうひとつ峠があったはず。そこから40分程度はかかるんだけど・・・。
小爪峠から金山へ登りの連続。思うように足が前に出ない。 マミリンさんにも遅れそうになるのを頑張って歩いた。 お昼が済んだ後なのに、ほとんど荷物が軽くなっていない。
【14:05】 金山到着。待ち受け隊がこんな時間まで待っているはずがない。 ボランチさんがくりまんさんにTELするが、通じないようだ。
百名山さんは、珈琲用のお湯を沸かしている。
山頂の記念撮影・・・カメラマンが四人(百名山さん、ボランチさん、とっちゃんさん、KURO)。 みんな自分が撮るんだと意欲満々で、誰も山頂標識の方に行かない。 デジカメを持ってきていないマミリンさんがモデルになるのかと思ったが、それも躊躇している。 話し合いの結果、順番に撮影することで決着した。まずはKUROが撮影する。 それから入れ替わり立ち代りで、やっと撮影会も終了した。
百名山さんが珈琲を勧める。山頂珈琲が売りのKUROだが、さすがに今は珈琲の気分じゃない。
【14:15】 三瀬峠でくりまんさんたちがまっているかもしれないので、KUROは先に降りることにする。 すぐ後ろをボランチさん、その後ろからマミリンさんがついてくる。
20m以上降りたところで標識発見。「花乱の滝コース」と「千石荘へ」の案内しかない。 「ちょっとルートが違うようです。」ボランチさんが地図を取り出し調べる。やはり間違っていたようだ。
山頂に引き返す。少し背振山の方に戻って中山地蔵の方に進む。 ボランチさんは、ガンガン飛ばしてすぐに見えなくなった。
KUROの後ろからはマミリンさんが続く。マミリンさんは「スピードが遅いので、先に降ります。」と言っていた。 百名山さんととっちゃんさんは、珈琲を飲みながら、もう少し山頂を楽しむようだ。
金山から三瀬峠には、もう一つ大きなピークがある。さすがに疲れたKUROの足では、前に進まない。 ザックに入れていた水(3L)を捨てる。それでも非常用に1Lは残しておいた。 これで少し足が軽くなった。
【15:25】 三瀬峠到着。くりまんさんが待っていてくれた。
詳しく話しを聞いてみると、峠に降りたボランチさんは、誰もいないので、くりまんさんにTELしようと 電波が届くところを探して、坂を降りたらしい。幸い、少しだけ降りたら携帯が通じた。 そして、途中まで帰りかけてたくりまんさんを、呼び戻したということだった。
【15:33】 百名山さんが降りてきた。やはり早い。
【15:35】 とっちゃんさんが降りてきた。
【15:45】 「2台で行くことはないでしょう」と、 ボランチさん、百名山さん、とっちゃんさんは、百名山さんの車で背振の駐車場に引き返す。
くりまんさんは、KUROに
「乗っていきますか?」
と誘ってくれた。 今回は福岡方面からの参加者がいなかった(少なくともカキコの段階では)ので、 KUROは西鉄久留米までの往復乗車券を買っていた。 それに温泉(やまびこの湯)も楽しみにしていた。
「一緒に温泉に行きませんか?」
とくりまんさんに聞いたが、用事があるとのこと。 KUROはマミリンさんの車に乗せてもらうことにした。
-- やまびこの湯に寄ったが、駐車場も満杯。つぎの温泉を探すことにする。 コンビニで「吉野ヶ里の湯」を教えてもらい、何とかたどり着いたが、第二駐車場まで埋まるほど車が多い。 今日はどうしてこんなに多いのだろう。 結局温泉を諦めて、久留米まで送ってもらう。久留米に近づくと、道が渋滞していた。 こんなことなら、素直にくりまんさんの車に乗せてもらえばよかった。

事情聴取報告書
KURO(今回の呼びかけ人) 金山オフ会のみなさま
お疲れさまでした。
呼びかけ人の不手際で、ご心配をおかけいたしました。

くりまんさん、ホワイトマンさん、 寒い中、山頂で待っていただいたのに 急にコースと時間の変更をしてしまい、 ご迷惑をおかけいたしました。
ボランチ(ルート変更提案者) お疲れ様でした
背振〜金山〜三瀬峠縦走に呼びかけ人のKUROさんまで誘ってしまい、くりまんさん、ホワイトマンさんにはご心配、ご迷惑をおかけする結果になってしまった事をお詫びします。

KUROさん、マミリンさん、とっちゃんさん、百名山さんお世話になりました。
マミリンさん今度こそは晴天の空の下を ゆっくりと楽しみたいですね
百名山(ルート変更協力者1) お疲れ様でした〜!
未踏の「脊振山〜金山〜三瀬峠縦走」になってしまい・・・嬉しい〜!
でも、くりまんさん、ホワイトマンさんには申し訳ない予定変更でしたね。
ぎりぎり雨が止んでくれたおかげでごうごう鳴る風の音を子守唄に涼しい稜線歩きができました〜!
皆さん、レポートのタイトルは「ボランチの陰謀」でいいですか〜?(笑)
くりまん(待ちぼうけ隊1) お疲れ様でした〜2
あんまり気にしないで下さいネ。勝手に山に登って降りてきた だけですから〜(笑)。最後に三瀬峠で皆さんにお会いできて よかったです。(^_^)v

ホワイトマンさん、花乱ノ滝コースのご案内ありがとうございました。
前から行きたいと思ってましたがやはりいいコースですね。
ますます背振山系はまってしまいそうです。 ではでは (^.^)/~~~
ホワイトマン(待ちぼうけ隊2) お疲れ様でした〜2
ドタ参のため皆さんにお会い出来ず、ご迷惑をおかけ致しました。
くりまんさんと山頂でビールを飲み、花乱ノ滝コースで下山して
三瀬峠で別れた後、三瀬温泉やまびこの湯に入って帰りました。
とっちゃん(縦走強制連行被害?者) お疲れさまでした
背振〜三瀬峠縦走思いがけずのフルコースでしたね。
KUROさん、マミリンさん、百名山さん、ボランチさん、お世話になりました楽しい山行きでしたよ。
くりまさんおひさでした。ホワイトマンさんどこかで山ご一緒させてください。
ボランチさ〜ん!帰り道確認したのにまた三瀬峠向かって走ってました〜まだ歩き足らなかったかな!?(@_@;)
マミリン(ルート変更協力者2) お疲れさまでした
皆さんの健脚ぶりには、ただただ脱帽です。
とっちゃんさん、さり気なく振り返る気配りありがとうございました。
「雨上がりの山はきれい」と言われたボランチさんの言葉に納得。
百名山さん、雨が止んでご一緒に山行きできてよかったです。
KUROさん、最初から最後までご迷惑をおかけしてすみません。

くりまんさん、ホワイトマンさん、本当にすみませんでした。
くりまんさんには、お会いできましたが、ホワイトマンさんには会えず・・・帰りにやまびこの湯に寄ればお会いできたのかも(^o^)
駐車場であまりにも多かったので帰ってしまいました・・・残念です.

今回学んだ教訓(オフ会呼びかけ人KUROの場合)
  1. やまびこ会のメンバーは天気に左右されない。雨でも喜んでやってくる。 台風でも「とりあえず登山口まで」とやってくる(かもしれない)。
  2. 現地でのコース・時間変更は、オフ会の形式を考えてから。山頂集合では、痛い目にあう(笑)
  3. 呼びかけ人の同行人は、準呼びかけ人と心得て行動する。
  4. 登山口集合オフ会でも、「追っかけ隊」や「待ち受け隊」がいるかもしれない。
  5. ドタ参するときは、呼びかけ人の携帯に連絡すること。 なるべく早く連絡しないと、登山口では通じないこともあり、待ちぼうけとなることがある。
HP編集 Webマスター
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