透明な空気、溢れる、大霧島縦走

期      日 2003年11月23日
コース&タイム えびの高原ビジタセンター9:10〜韓国岳登山口9:30〜韓国岳山頂〜獅子戸岳(12:04〜昼食〜13:10)〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原15:14
参  加  者 ゆう、じん、楓子、ぴろりん、かおる、百名山
画 像 提 供 百名山、ゆう
レ ポ ー ト 百名山、ゆう

第T章 えびの高原前泊キャンプお笑い編 by ゆう

「霧島行く?」

雄大な景色を満喫できる縦走コース!百名山さんからのお誘いに「行きま〜す!」と二つ返事。

さて、やまびこオフ会にも案内を出していただいて、前泊組は百名山さん、楓子さん、じんさん、私の4人に決定です。

百名山さんは男性の参加者が少ないと少し不安気です。

3人の美女?にクラクラしていたのかも? えっ・・・ 違う?

前夜、ぴろりんさんとかおるさんから参加の連絡を受け少し安心されたようですが・・・美女?4人と○○2人になりました!(笑)

土曜日の午後、えびの高原キャンプ場へ向けていざ出発〜!

霧島屋久国立公園内にある標高1200mのえびの高原キャンプ場。

キャンプ場近くでは鹿が〜! 

喜ぶ3人を横目に「うん、ここには鹿が住みついているからね〜」と百名山さんの冷静な言葉。。。

そんな冷静な言葉は3人の「鹿よ〜っ、鹿!」の輪唱♪にかき消されてしまいました(笑)。

 

宴会編  キーワードは「ちぎる」

キャンプ場で受付けを済ませると「今朝は0℃まで冷え込みましたよ」と言われ、改めて今夜の冷え込みを覚悟!

特に寒がりの楓子さんはかなり不安そうです。

キャンプ場には天然記念物のノカイドウの低木があるそうです。

野生のカイドウを意味するらしく、世界中でえびの高原とその周りの地域だけにしか自生していない貴重な植物。

翌日乗ったタクシーの運転手さんから教えていただきました。

テントを設営していると、

「今、赤く染まった韓国岳が見えていますよ」と

管理人のおじさんがわざわざ教えに来てくれました。

アーべントロート(夕焼け)に染まった韓国岳! 数分間のショーです! 感激〜っ♪

 

さて、テント設営も終わりお楽しみの宴会です。

今夜のメニューは鍋! 寒い夜は温か〜い鍋に限ります。

何鍋??

・・・皆さん、焦らない、あせらない(笑)。

ゆう   ・・・「エノキを切ろうね〜、ナイフナイフ・・・」

じんさん・・・「ちぎればいいよ」

ゆう   ・・・「あぁ〜・・・えっ? ちぎる??」

       「お豆腐を切ろうっと!」

じんさん・・・「お箸でちぎればいいよ」

百名山さん「・・・このまま鍋に入れる〜?」(笑)

        一丁ごと鍋へ! どさっ!・・・ちぎるっ!(笑) 

        「薄揚げは〜?」

じんさん・・・「そのまま! だからさっき4枚買ったんよ!」

柚子を搾り、キムチも入れて、、、

今夜の鍋奉行はじんさんです。 誰も何も逆う事はできませんっ!はは〜・・・っ!

「ちぎり鍋?」が出来るまで暫し待ちましょう。

では「乾杯〜!」

おつまみは麓のスーパーで買った薩摩地鶏ほか。

柚子を搾って薩摩地鶏にかけて生で食べようとするじんさんを見つめる3人!   

                    

百名山さん・楓子さん・ゆう・・・「ねぇ、じんさん!それ生で食べられる〜?」 

じんさん・・・「今タレをかけて混ぜたから食べられるよ」

3人無言→疑いの眼差し→( ¬ _ ¬ )→鍋の中に入れる為に買ったんじゃなかったかな〜?→カンテラの薄明かりでよく見えない→不安......

百名山さん・楓子さん・ゆう・・・「ねぇ、そのタレってじんさんが持ってきたもの? 地鶏についてたもの?」

じんさん・・・「ん?地鶏についてた分」

3人・・・ほっ! 「じゃ、食べようかぁ〜〜!」

タタキだと確信してパクつく現金な3人です。 「美味し〜っ!」(笑) 

とその時!

ぬっと現れたヒ・ト?  ぎゃあぁ〜〜〜〜っっ! 

ほっ! NRBさんです! えっ?NRBさん??

・・・驚きました〜!

翌日、高千穂峰山頂からパラグライダーで空を飛ぶとの事!

スゴーーーイ! きっと素晴らしいフライトになるでしょう。

長居すると空仲間のところへ戻れなくなる... との事で短時間で帰られましたが、NRBさんとのプチ宴会に皆、大喜びでした。

一番喜んでいたのは百名山さんかもしれません(笑)。

NRBさんの後日談・・・高千穂峰からは、九州全土の山々が見え、素晴らしい快晴でした。トップアウト(山頂より上に揚がる)した時は神様になった気分!・・・との事でした!

鍋をつつき、ワイン、にごり酒、シャンパン、日本酒、ビールを飲むとほろ酔い気分。 外気温は既にマイナスです!なんと言っても標高1200mにあるキャンプ場。

 

焚き火編 キーワードは「つつく」

そんな時、管理人さんからキャンパーへ焚き火のプレゼント!(>_<。。。  寒い夜に嬉しいプレゼントです。

一人、二人・・・キャンプフャイヤーの周りに集まってきました。

暫く鍋をつついていた私達も手に手にお酒を持って焚き火の側へ行くことにしました。

近づくとシーーーーーーンとしてなにやら厳かなムード。。。

↑そして誰もいなくなった焚き火・・・

↑登山口から見たえびの高原

↑韓国岳?合目

↑韓国岳山頂にて

↑韓国岳から獅子戸岳、新燃岳、高千穂峰をのぞむ

↑獅子戸岳で昼食

↑新燃岳山頂にて

↑新燃岳から中岳、高千穂峰をのぞむ

↑えびの高原から韓国岳をのぞむ

そんな中、片手にお酒を持ったおやち゛風の4人!

ほろ酔い気分〜♪ よくいえば・・・明るい! 悪く言えば・・・?(笑)

4人の静かな?会話も厳かなムードの中では〇〇〇かったのでしょうか??一人、二人・・・そう! 潮が引いていくように「そして誰もいなくなった...」私達以外は!(笑)

そうなるともう4人の天下です(笑)。

スコップで薪をつつき、上にしたり下にしたり。静寂をつつき、薪をつつく(爆)。

焚き火の番人は百名山さんと楓子さんです。薪がよく燃えるようにスコップで空気調整〜? どうも遊んでいるようにしか見えな・・・いえいえ!お二人のお陰で薪はよく燃えてました〜〜(爆)。

見上げると満天の星空! 素晴らしく綺麗。流石に全国でも有数の星見処です。

鹿の鳴き声も聞こえてきます。

さて、さて...焚き火も消えかかりそろそろ就寝・・・。

 

テント編 キーワードは「たいかん」

明日に備えて皆ぐっすりと眠りました!

「テントの内も外も氷点下なのよ〜っ!」

「寝れなかったわよ〜!」 と、どこからか聞こえたような...

ダウンのシュラフもホッカイロも毛布も役に立たず震えていた人。何故、何故?こんなに寒いの〜〜?と震えながら悩んでいた人。寒さ対策にお酒を飲んでぐ〜っすり寝てた人。氷点下も何のその! ぐっすり眠って夢を見ていた人(笑)。それぞれの夜は・・・更けていったのです。。。

※真夜中は土星、木星・・・2年前の流星群で有名になった獅子座、オリオン座や牡牛座などの冬の星座で華やかでした。久しぶりに見る満天の星空。 素晴らしいのひと言です!

じんさんの悩み?(寒さ)は早朝の温泉(半身浴)で解消したようです。

これにはちょっとしたハプニングが!

寒さに震えていた楓子さん、冷え切った体で温泉へと向かいました。

ところが...

「鍵」がかかっていて入れません。何故〜・・・何故「鍵」が〜?

震えながらテントに戻ってきました。

「もしかすると・・・じんさんが鍵をかけて入ってるんじゃない?」

でも何で鍵を??  3人?

お風呂から戻ってきたじんさんに何故鍵をかけていたのか尋ねました。返ってきた言葉に3人・・・ (゜o゜) えっ??・・・爆笑〜〜!

聞いた後、楓子さんは鍵がかかっていてよかった! と思ったようです。

これ以上は書かない方がよさそうですね。続きは個人的に聞いてくださ〜い(笑)。

それにしても、何やかんや・・・よく笑った一夜でした。(*^▽^*)

 

霧島縦走感動編へ続く

 

第U章 霧島縦走感動編 百名山

 

・・・

・・・

ば、爆笑編が長すぎて感動編を書くスペースがない〜!(爆)


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