長者原駐車場にて集合写真

平成１７年第１回大分支部オフ会は３月２０日の大地震の日に開催されました。思い起こせば悲惨なオフ会でしたが、今となっては良い思い出？です。当日参加されたにもかかわらず余儀なく途中で帰途につかれたＳａｍさん、太宰のケンさん、Ｇｏｋｋｙさんにとってはある意味リベンジのような一日となりました。さて、今回のオフ会は開催時期が梅雨のど真ん中ということで天候がかなり心配されましたが、前日までの天気は良く、皆んな「梅雨が明けたんじゃない？」と噂するくらい好天に恵まれました｡しかし・・・・

最近の天気予報は本当にあまりウソをつきません。（長期予報になるとかなり誤差があるみたいですが・・）久住方面の降水確率は朝３０パーセント、昼５０パーセントと出てましたがその通りに降りました。参加された皆さんは「本当に今日はオフ会があるのだろうか？」「こんな日にわざわざ登る必要があるのだろうか？」と自問自答しながら久住までの道のりを運転してこられたそうです。

さて、今回はやまびこ会に入会以来大分支部オフ会に全て参加して下さっているＧｏｋｋｙさんが紀行文を書いてくださることになりました。楽しい文章が出来上がりましたので皆さん是非ご覧ください。　　　　　（編集員より）

皆様お疲れ様でした！大分支部のくじゅうオフ会は昨年末の三俣山忘年登山より参加して現在３回連続皆勤賞のＧｏｋｋｙです。

福岡の自宅を出発する時には雨の気配はありませんでしたので、なんとか大丈夫かなと思い車を走らせましたが、大分道に乗った途端に本降りの雨となり、本当に決行されるのかどうか不安を感じながら長者原登山口へと向かいました。くじゅう周辺もやはり時折強い雨が降るあいにくの天気です。

登山口の駐車場に入ると、雨の中で一際目立つビーチパラソル（笑）の元で皆さん既に待っておられました。どうするのか気になっていましたので、挨拶もろくにせずに大分市内の後藤さんに「今日は決行ですか？」と尋ねると「もちろん決行、けっこう、結構なお天気で・・・アハハ」と強烈な親父ギャグ(^_^;)で、不安を吹き飛ばしてくれました。

全員の準備が整った所でいつもの様にそれぞれ簡単に自己紹介を行い、星座のやっさんに見送られながら出発しました。が、直後の下泉水山へと向かう最初の急登で私が高湿と運動不足のせいでダウンしかかり、座り込んでしまうというアクシデントが発生！しかし少し休みを入れて頂き、その後もペースを落として下さるという皆さんの温かい協力があり（本当に助かりました〜）、下泉水を経て上泉水へ着く頃には体調も回復し、楽しく談笑しながら黒岩へと向かいました。下泉水付近からはガスの為に展望も一切なくなり、皆さんとの談笑が唯一の楽しみとなりました。

上泉水山頂で記念撮影	記念撮影（左）をする姿を記念撮影	上泉水から黒岩山へ（ガスに強風に・・）

当初は黒岩山頂で昼食を予定していたようですが、黒岩山頂も強風と断続的に降る雨でとても昼食を食べられる状況にはなく、記念撮影をしてすぐに牧ノ戸方面へと下山を開始しました。黒岩山頂下はガスで展望がきかない上に、いくつかの枝道があり、どの道を進めばよいのか多少皆で迷うことになったのですが、「早く昼飯に！」という強い意志の元（笑）で団結し見事！正しい道を一発で探り当て、30分弱で本日の昼食会場となる牧ノ戸展望台へ到着しました。

牧ノ戸展望台も屋根が役に立ってるのかどうか分からないような暴風雨でしたが、そんな中での皆さんの食事準備の早業は感動物でした。私がリュックから弁当を出すのに苦戦している間に、机の上にはＪＡＤＡ１９さん調達の地ダコに山いちごさんの自家製キュウリ、竹の子やしろ鹿さんの焼いてくれたソーセージが次々と並べられていき、デザートにはパイナップルやりんどうさんのトマト、山いちごさん＆toto"1614さん現場お手製のフルーツポンチまで出現。コンビニ弁当がおなか一杯で入らなくなり一部お持ち帰りになるほど、どれも美味しいものばかりでした。凄まじい暴風雨でしたので宴会も早めのお開きとなったのですが、出すのも早業ならば片付けも早業で、ますもさんが２人前のラーメンを大鍋で食べてる間に既におおかたの片づけが終わっていました。

黒岩山山頂で記念撮影（真っ白）	黒岩山〜牧ノ戸方面への下り

牧ノ戸からは自然遊歩道を利用して長者原へと戻ったのですが、長者原の駐車場に着く頃には雲が切れて日が差すまでに天気が一気に回復(^_^;)。今日の参加者の中に雨を呼ぶ人がいるのは間違いない！等と考えてる内に解散式となり、その後は各自帰路についたり、温泉へと向かったりしました。前回は地震に遭遇するというアクシデント付でしたが、今回は悪天ながらも最後まで楽しく歩くことが出来ました。

既に解散式の頃には次回大分支部オフ会開催の要望も聞かれ、ますます盛り上がりそうな感じの次回大分支部オフ会ですが、次回も是非参加したいと思います。

（以上、Ｇｏｋｋｙさん作の紀行文でした）

朝の一幕（エピソード）として

Ｓａｍさんのケース：　やっさんの星座に前日から宿泊して、前回のリベンジを兼ねて今日の日を待ちの望んでいたが、朝からの雨でかなりテンションは低め。集合へ行く途中の大分市内の後藤が寄り道をした。止みそうにない雨を窓から見ながら「もしなんだったら全員呼んで、だんご汁鍋大会しても楽しいだろうねぇ」とやっさんの言葉に「そうねえ」とうなずくやっさんの奥さん。その言葉に待ってましたと「それはいい！」と返事をしたＳａｍさんをじっと見た大分市内の後藤が今日の世話人という事に気が付き　ヤバイと思って苦笑いをしながら外を見ていた。

太宰のケンさんのケース：　早めに到着して暇をもてあましたケンさん。辺りを見回すと霧雨程度。この程度濡れるのは気持ちよいと判断し、車から愛用の自転車を引っ張り出し　久住のやまなみをバックにサイクリング・スタート！と　そこまではよかったが気持ちよく走っていると霧雨が突然豪雨に！　自転車を乗り捨て、山いちご＆ｔｏｔｏ”１６１４さん夫婦に迎えに来てと電話を。一旦長者原まで戻り、それから自分の車で自転車を取りに行き、結局　山に登る前から一人だけびしょ濡れだった。

しろ鹿さんのケース：　玖珠から九酔溪（１３曲）を運転していたしろ鹿さんはクヌギ林を発見し、この山ならきっとクワガタ虫がいると判断。せっかくの日曜日に家族を振り切って久住に来た後ろめたさからか、自宅に残してきた息子に罪滅ぼしのつもりで「クワガタ虫をゲットするんだぁ〜」と路肩に車を放置しクヌギ林をウロウロ。そこへ後から通りかかったますもさんがその様子をじっと見ていて、「こんなとこで何してんの？」と　しろ鹿さんに声をかけた。その時しろ鹿さんは「あっ、クワガタ虫がちょっとね」と。やばい、見られた！と言わんばかりにばつの悪い顔を引きつらせながら微笑んだが、ますもさんは気味が悪かったらしい・・。

最後に皆様の声を！（愚痴も？？）

レポート：Ｇｏｋｋｙさん　　写真：しろ鹿さん　編集：大分市内の後藤

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