NRB局的山歩きの記録 |
比叡山、新百姓〜夏木山 | ||
参加者 | NRB、POPOPO、風来坊 | 山行日 | 2002年4月28日〜29日 |
■ 4月28日(日) 比叡山 10:50 登山口・昼食 千畳敷 11:20 登山開始 12:50 第1展望所 岩峰(割れ目にはしご) 13:40 比叡山(918m) 15:50 登山口 登山口で早めの昼食をとり、崖の水を補給し千畳敷へ。前には矢筈、後ろには第1展望所の岸壁が、そして右後ろには第2峰の岩峰がそそり立つ。身が引き締まる思いだ。いきなりの急登で、途中ミツバツツジの変種(大型で柿色)など見て、あえぎながら登ると、比叡山(774m=標高は間違いではなかろうか)と書いた石柱の立つ第1展望所に着く。目の前に第2展望所の岸壁遠くに矢筈・丹助の山々が角度を変えて表われる。ヤッホーと叫びたい気分。 これより水平移動となるが、途中大きな岩屋があり、微妙なバランスで保っている。10人ぐらいはビバークできそうだ。さらに進むと巨岩の裂け目にハシゴが表われる。これを上りきると 視界が広がる。晴れていたら抜群の展望だろう。これを少しロープで下り、奥の比叡山(918m)を目指す。山頂は展望はない。帰りは往路を引き返した。降りると同時に雨が降り出す。 杉ケ越に到着し、荷物を降ろしテントを張ると、車回しにかかる。途中暗くなり、夏木橋の位置が定かでなく、ウロウロするうち真っ暗になり、車を置いて、キャンプ地へ戻る。本来なら2時間ほどで往復できるはずが、3時間もかかった。21時到着。でもみんな、鍋をこさえて、笑顔で迎えてくれた。宴会、就寝。 ■ 4月29日(月)新百姓・夏木縦走 コース 5:00 起床・朝食・撤収(POPOPO合流) 6:15 杉ケ越発 8:00 新百姓 9:35 桧山 9:15 犬流れ越 ロープ場(鹿の背下) 11:40 夏木新道分岐 11:55 夏木山頂・昼食 14:00 下山 16:30 杉ケ越発 21:50 自宅 前日夜発のPOPOPOさんと早朝合流、杉ケ越へ移動し、登山開始。杉園大明神右手の登山道をとおり、ブナやヒメシャラの新緑の中を進む。ここらあたりのアケボノは済んでしまっていて、ミツバツツジや藪ツバキが少しあるくらい。新百姓、桧山を過ぎ犬流れ越へ。ここらあたりからUP・DOWNが厳しくなる。ハシゴあり、ロープあり、霧や小雨で湿っているので、ここの岩場は、気を引き締めていかないと結構厳しい。でも所々にある黄色のヒカゲツツジが、その緊張を慰めてくれる。夏木山頂近くになると、少しアケボノツツジの残骸がちらほらしだす。分岐から山頂までの北斜面には、その名残を何とか見ることが出来た。今日は夏木山の山開きがあったようで山頂でポシェットの引換券をもらう。夏木新道を下山したところで景品をもらい前日置いた車まで歩いた。杉ケ越まで戻り、今朝おいた車を取りに行き、POPOPOさんはトトロに会いに行き、われわれはそのまま福岡へ向かった。 ササさん、遊也さん、加藤さん、色々と情報有難うございました (風来坊さんのレポート) 新百姓山から夏木山への縦走路はところどころにミツバツツジ、ヒカゲツツジの花が見られ、鹿ノ背、大鋸といった岩場を梯子やロープを使って登り下りするスリリングではあるが、この上なく面白い1級のトレッキングルートであった。その中でも自然豊かな原生林の中にあって、今が盛りとばかりにアケボノツツジが咲き乱れていた夏木山が特に印象深い。今回は未踏峰であった比叡山と夏木山に登れ、久々にキャンプも楽しんだ充実の1泊2日の山旅でした。 (POPOPOさんのレポート) あけぼのツツジが見たくて,見たくて!しかし、今年は開花が2週間早い。でも、見たい!!「頂上付近では何とか間に合いそう」との情報を信じて今回の参加表明!あいにくの天気の中終りかけでしたが、何とか間に合った「あけぼのツツジ」でした。本当に来てよかった!!!です。杉ヶ越〜夏木山の従走路は、変化に富んだすばらしい所でした。もう一度行きたい所です。 NRBさんありがとう、風来坊さんまたご一緒しましょう。 |
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