祖母・傾・大崩の縦走を思い立ったのは、数年前、やまびこ会のメンバーである 遊也さんのHPでレポートを見たときのことである。ただ、その時は、「祖母と 大崩は、一応、繋がっているんだなあ〜」、と、言う程度の感想しかなかった。
一昨年、傾・祖母を縦走した時も、時間がかかりすぎた為、大障子までは無理 だろうという、小屋番・加藤さんのアドバイスで、祖母・傾の全周回はあきらめた。 ただ、そのとき、15キロまでしか負荷の能力がないこと、つまり、自分の限界 が分かったことは或る意味で収穫であった。あと2キロ積むと、全く足が上がら ないのである。逆にいえば、15キロまでなら、かなりいけそうだという感触を 得たのであった。


そして、昨年の暮、ヤマケイで関屋さんの祖母・大崩の記事を見たとき、「ん!」 と思った。ここまで寄り道しなくても、何とか縦走できないか。そして私も50歳 を越え、55ぐらいまででないと、ここの縦走は出来なくなるかもしれない、と、 感じたのである。
ただ、時期はいつか、誰と行くか、は、まだ、全くおぼろげであった。今年3月に なって、今年のGWの連休が5日続くことが分かり、春か秋かで、これだけ連続し て休みが取れるときはそうそうないので、メンバーをあたってみることにした。



(写真―01、中央は本谷、左が傾、右奥が大崩山系(祖母山より)

昨年、背振を1泊2日で縦走して、そのとき同行してくれたメンバーが思い浮かん だ。。しろしかさんは行く意志あり。風来坊さんは、自分の体力的に、まず祖母・ 傾くらいまでじゃないかと。ブロッケンさんは、行きましょうと。


そして今年春、遊也さんの宮崎県の山(ヤマケイ)の出版記念パーティで、 「一応、楽して(デポあり、サポートつき)でも行こうと考えてますが、、、。」 と相談したら、「それもいいんじゃないですかね〜。」と、返事をいただいた ので、「よし、行こう」腹が決まった。


とりあえず、ブロッケンさんと私の2台の車を確保し、しろしかさんは杉ケ越から 大崩までということで、ササさんには、宇土内谷への迎えと、しろしか号の車 回収をお願いした。風来坊さんは、四国の山に行くことになった、と撤回の旨の 連絡があった。掲示板に出してから、TAKAさんより、傾山までの同行したい 旨の、嬉しい申し出があった。


(写真―02、アケボノと縦走路(テラスより))

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